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マーケット市況情報
2012年04月03日 10時00分
週報(3/26~3/30)2012年04月03日 10時00分
1630ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は米追加金融緩和への期待から週半ばにかけて1670ドル近辺まで上昇しました。しかしその後はドル高や今後の世界の景気動向への悲観的な見方から週末にかけて軟調に推移し、1640ドル台で越週しました。
1665ドル近辺でスタートした先週の金相場は週前半に米FRB議長が米雇用情勢に厳しい見方を示したことから追加量的緩和第三弾(QE3)実施観測が再度台頭し、1690ドル台まで上昇しました。しかしその後は、ドル高やインドの金業者が輸入関税引き上げに反発してストに突入した事に加え、週前半の上昇局面で1700ドルを突破できなかった事を嫌気した売りから週末にかけて軟調に推移し、1660ドル台で越週しました。
82.40円台でスタートした先週の円相場は、米景気の底堅さを好感したドル買いから週央にかけてドル安傾向で推移し、83.35円近辺まで円安が進みました。その後は期末を控えた本邦輸出筋の円買いから一時81円台まで円高が進むも、週末には米長期債金利の上昇を背景に日米金利差の拡大をはやした円売りドル買いから83円近辺まで円が売られて越週しました。