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マーケット市況情報
2011年12月06日 10時00分
週報(11/28~12/2)2011年12月06日 10時00分
1540ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週央の30日にリスク回避の売りから一時1510ドル台まで下落するも、その後は押し目買いや日米欧主要6中央銀行によるドル資金供給拡大策発表からリスク回避の流れが後退し、1550ドル台まで上昇して越週しました。
1685ドル近辺でスタートした先週の金相場はおおむね週を通して上昇基調を維持しました。28日に欧州金融安定化基金(EFSF)の融資能力拡大など欧州債務問題収束に向けた具体策が策定されるとの観測からユーロが対ドルで上昇し、金価格も1710ドル近辺まで上昇。さらに30日には日米欧の主要6中央銀行がドル資金などの資金供給強化策を発表した事からドルが売られ、週末には一時1760ドル近辺まで上昇するも、米雇用統計の改善を好感したドル高から反落し、1750ドル近辺で越週しました。
77円台後半でスタートした先週の円相場は週央にかけて円が売られる展開となりましたが、月末には日米欧の6主要中央銀行がドル資金供給拡大策に合意したことからドルは売られ、一時77円台前半まで円高が進みましたが、政府・日銀による円売り介入への警戒感から円は売られ、77円台後半で越週しました。