マーケット市況情報

2009年12月08日 10時57分

週報(11/30〜12/4)2009年12月08日 10時57分

1450ドル近辺でスタートしたプラチナ相場は、前週のドバイ政府系企業の債務返済問題による信用不安に対する危機感が後退し、投機資金が再び貴金属市場に戻る動きとなったことから1500ドル近辺に上昇。しかし、週末にかけては金相場がやや上値が重く推移したこともあり、プラチナ相場も軟調となると週末に発表された米雇用統計で失業率が市場予想を下回り、景気後退局面の終焉を連想させたことからドル買いが急速に進行。急落する金相場と共にプラチナ相場も下落しましたが、工業需要回復を期待する買いなどもあり下げ幅は限定され、1450ドルにて越週しました。

1170ドル近辺でスタートした金相場は、週初め前週のドバイ政府系企業の債務返済問題による信用不安の流れを引継ぎ、ユーロ安ドル高が進行し金は売られる展開となりましたが、その後中国政府による金買い増し報道がサポート要因となり買戻しが入ると1200ドル台に値を戻しました。週央には産金大手バリックゴールドによるヘッジ売り買戻し終了の発表されたものの材料視されず、ユーロが値を戻した動きより1225ドル近辺に上昇。その後、米雇用統計の発表を控えて様子見ムードが広がる中、上値の重い展開が続き、1200ドル台前半の取引が続きましたが、発表された米雇用統計は予想外の良好な内容となりドルが急伸すると金はドル高を嫌気した売りに急落し、1160ドル台前半で越週しました。

前週のドバイ信用不安の動きから86円台後半でスタートした円相場は、週初は本邦投機筋の損失確定の円買いなども巻き込んで一時85.85円近辺に上昇しました。しかし、円買いが一服した後は徐々に値を戻すとその後、日銀が緊急金融政策決定会合を開くとの報道が流れ、追加金融緩和策の期待感などから87円台に下落しました。会合の結果は期待されたほど踏み込んだ内容ではなく、当初は失望感から円高が進む場面もありましたが、週末にかけてはユーロ圏で危機対応の縮小が発表されたことでユーロが小高く推移したこともあり、総じて円安基調での推移となりました。その後、米雇用統計が発表されると、その市場予想を上回る好結果を受けて米国も出口戦略への期待感が強まりを見せてドル高が加速。円は急速に売られることとなり90.5円近辺での越週となりました。
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