マーケット市況情報

2007年10月09日 19時01分

2007年9月の貴金属市況2007年10月09日 19時01分

価格ベース
金 US$:London Fixing  円建:税抜参考小売価格
プラチナ US$:N.Y.F.M.  円建:   〃

金(Gold)
■海外金相場
  9月の金相場は672.75ドルで寄り付いた後、同日に月間最安値となる672.00ドルをつけると、米国サブプライム住宅ローン問題に端を発する米国経済の不安感から、安全な投資先としての買いが入り、上昇基調で始まりました。7日には米雇用統計の悪化によるドル安や原油高も手伝って700ドルを突破しました。また、オーストラリアの産金会社大手、ニュークレストマイニング社が、230万オンスのヘッジ外しを発表し、上伸。その後18日にかけては、米連邦公開市場委員会による利下げの有無の思惑も混じり、買い優勢を基調としながらも売り買いが交錯する展開が続きました。18日の米連邦公開市場委員会が市場予想の0.25%を上回る0.5%の利下げを発表したことによるドル急落から、725ドルまで急伸しました。その後、原油先物相場が1バレル84ドルをつけたことでインフレ懸念が台頭し、資金の安全な逃避先として金に買いが集まり、また投機筋の思惑買いも入って上伸。さらにユーロがドルに対して反発し、737ドルまで上伸するも、原油が80ドルを割れたことでインフレ懸念が後退、ドルの主要通貨に対する強含みなどを材料に727ドル台まで値を落とすことになるなど、もみ合いが続きました。しかし、月末にはドルに対してユーロが今月最高値をつけ、743.00ドルと月初価格を70.25ドルも上回っての越月となりました。今月前半は、1ヶ月間でETFが60トンも積み上がるなど、安全資産としての需要が要因となり上昇し、後半はCOMEXのロングポジションが月末には625トンを超えるなど、主に投機筋によって上昇するという展開となりました。

■為替相場
  ドル円為替相場は、116.25円近辺まで下落した後、米経済に対する不安感によりドル売りが優勢となり112.95円近辺まで上昇しました。その後、米株式相場が大幅に上昇したことを受けて投資家のリスク回避が促され、高金利通貨へ資金が集まるなど円キャリー取引再開の思惑から円安となり、115.40円まで売り込まれることになりました。18日にはFOMCによる市場予想を超える0.5%の利下げが発表され、さらに米株式が上昇すると円キャリー取引がらみと見られる円売りに115.50円近辺まで下落しました。その後、米経済の減速懸念を受けてのドル売りと、堅調な株式市場を背景とした円キャリー取引による円売りが交錯し、方向感の見えない値動きとなり、114円〜116円程度での往来相場のうちに越月しました。

■国内金相場
  国内円建て相場は、比較的値動きの堅調だった金ドル建て相場になびいて、同じく堅調な値動きとなりました。月初2,534円で寄り付いた後、翌日に2,530円と今月最安値を付けながら、その後は為替相場の影響で2,550円台から2,590円台の間で緩やかに上昇。12日に2,600円を超えると、今月最高値の2,749円となる月末まで、ほぼ上げ一本調子での推移となりました。


プラチナ(Platinum)
■海外プラチナ相場
  1,270ドル台前半でスタートすると、当初騰勢を強める金相場に追随する形で上昇し12日には節目となる1,300ドルに到達しました。しかし、1,300ドル近辺では高値感から実需・投機共に買いが細ることとなり、18日までは1,300ドルを挟んでの値動きに終始しました。その後、18日のFRBの利下げや原油価格の堅調を背景に金相場が騰勢を強めると、1,300ドル近辺での足踏みを『出遅れ』と見た投機筋の買いが入り、21日には1,336ドルまで上昇しました。月末にかけてもロングポジションが拡大して過熱感のある金市場からの乗り換えの動きなどから投機資金の流入が続き、上昇基調を維持し、28日には月間の最高値となる1,375ドルまで値を伸ばしての越月となりました。

■国内プラチナ相場
  国内円建て相場は、4,799円で寄付いた後、当初は米国のサブプライム・ローン問題に端を発する円高・ドル安地合とドル建て価格の堅調が相殺される形となり4,800円を挟んで値動きとなりました。しかし、19日にドル建て価格が1,300ドルを上抜けすると、その後は月末にかけて一本調子の上昇となり、28日に月間の最高値となる5,103円をつけて越月しました。

以上
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