マーケット市況情報

2026年10月30日 18時00分

週報(10/19~10/23)2026年10月30日 18時00分

【プラチナ】
1,640ドル台半ばでスタートした先週のプラチナ相場は、売り買いが交錯する中、概ね1,640ドルを中心としたレンジ相場で推移した。しかし22日は、AI関連株を中心とした米国株の下落を受けた損失補填売りにより金相場が急落し、これに連れ安となったプラチナ相場も節目の1,600ドルを割り込み、1,560ドル台半ばまで急落した。週末にかけても手じまい売りが上値を抑え、1,550ドル近辺で越週した。

【金】
4,170ドル近辺でスタートした先週の金相場は、中東情勢の緊迫化を背景に原油価格が上昇し、インフレ懸念が強まったことで米長期金利が5.10%台まで上昇したことから、4,150ドルを割り込むまで下落した。週央には押し目買いが下支えしたものの、世界的なセキュリティ問題を受けてAI関連株が下落すると、損失補填売りに押されて4,100ドルを割り込み、一時3,990ドル近辺まで急落した。週末には4,030ドル近辺まで持ち直す場面もあったが、引けにかけて再び軟調となり、3,990ドル台半ばで越週した。

【銀】
57.30ドル台半ばでスタートした先週の銀相場は、翌週にFOMCを控えて様子見ムードが強まり、57.00ドル近辺から58.00ドル近辺のレンジ相場で推移した。しかし22日には、金相場の急落に追随する形で売りが膨らみ、直近安値の56.00ドルを割り込むと、損失確定の売りを巻き込みながら週末には53.50ドル近辺まで急落した。その後は安値拾いの買いが入り、53.90ドル近辺で越週した。

【為替】
158.05円近辺でスタートした先週の為替相場は、原油高を背景とした米国のインフレ懸念の高止まりを受けたドル買いにより、158.60円近辺まで上昇した。しかし、本邦当局による為替介入への警戒感から上値は抑えられ、157.90円近辺まで押し戻された。その後は翌週のFOMCを前に方向感に欠ける展開となったものの、世界的なインターネット上のセキュリティ問題を背景としたAI関連株安や地政学リスクの警戒感などからリスク回避の円買いが強まり、一時156.10円台半ばまで円高・ドル安が進行した。引けにかけては調整の買い戻しにより反発し、156.80円近辺で越週した。

略語注釈
AI:人工知能
FOMC:米連邦公開市場委員会


※当サイトの一時停止に伴い、2026年10月19日~24日の本週報は、10月30日(金)に掲載しました。
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