マーケット市況情報

2026年09月25日 15時00分

週報(9/14~9/18)2026年09月25日 15時00分

【プラチナ】
1,790ドル台前半でスタートした先週のプラチナ相場は、サウジアラビアでのパイプライン停止による供給懸念から原油相場が上昇する中、1,760ドル近辺まで下落したものの、15日に開催されるFOMCを前にした様子見ムードから下げ止まる展開となった。注目されていたFOMCでは、市場予想通り0.25%の利上げが決定され、政策金利の誘導目標は3.75~4.00%となった。また、決定内容が全会一致であったことに加え、会合後の記者会見で年内の追加利上げが示唆されたことが材料視され、一時1,740ドル近辺まで下落した。しかし、その内容は概ね市場の予想通りだったことから、相場はすぐにこれを織り込み、週初の水準である1,790ドル台を回復した。その後は材料出尽くし感による買い戻しが進み、週末にかけて1,800ドル台に乗せると、1,810ドル台前半で越週した。

【金】
4,330ドル台後半でスタートした先週の金相場は、サウジアラビアのパイプライン操業停止を受けた原油相場の上昇や、インフレ関連指標を背景とした利上げ観測の高まりが警戒され、4,250ドル台半ばまで下落した。しかし、プラチナ相場と同様にFOMCの発表内容を見極めたいとの思惑から、次第に様子見ムードが広がった。その後、会合内容の発表を前に投機的な買いが入り、相場は4,360ドル近辺まで上昇したものの、発表後は市場予想通りの利上げ実施に加え、年内の追加利上げ観測が意識されたことで、4,240ドル近辺まで急落した。しかし、材料出尽くし感が広がったほか、想定ほど下落しなかったことから反発を期待した買いが入り、相場は週初水準を回復した。さらに週末にかけては、サウジアラビアの要請を受けてイランと中国が非公式に接触したとの報道を材料に4,400ドル近辺まで上昇し、4,390ドル台半ばで越週した。

【銀】
64.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、金相場の下落に追随して軟調に推移したものの、他の貴金属相場と同様に、15日から開催されたFOMCを前に63.00ドルを挟んだレンジ相場を形成した。FOMC後の利上げ発表については概ね市場予想通りの内容だったことから、相場はもみ合いで推移した。その後は材料出尽くし感が広がり、64.00ドル台を回復した。さらに週末にかけては、原油相場が高騰する中、市場の注目が集まっていたFOMCと利上げ発表を無難に通過したことによる安心感から買い戻しが進み、67.00ドル近辺まで急伸した。しかし、週末の引けにかけては急騰に対する利益確定売りが優勢となり、66.60ドル台半ばで越週した。

【為替】
153.50円近辺でスタートした先週の為替相場は、不安定な中東情勢を背景とした原油高や、15日から開催されたFOMCを前にしたドル買い圧力を受け、155.00円近辺までドルが上昇した。その後は、FOMCの発表内容を見極めたいとの思惑から様子見ムードが広がり、155.00円を挟んだレンジ相場が形成された。注目されたFOMCでは、市場予想通り0.25%の利上げが決定されたほか、全会一致での決定や、FRB議長が会見でインフレ率の高止まりに言及したことが材料視され、相場は156.40円近辺までドルが上昇した。その後は、日本の金融政策決定会合に市場の注目が移り、こちらも予想通り利上げが発表された。しかし、市場の期待を上回る内容とはならなかったことに加え、全会一致での決定とならなかったことが米国の利上げとの対比で意識され、円売り・ドル買いが優勢となった。その結果、一時158.00円近辺まで円安が進行した。ただし、週末を前に持ち高調整による円の買い戻しが入り、156.90円近辺で越週した。


略語注釈
FOMC:米連邦公開市場委員会
FRB:米連邦準備制度理事会
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