マーケット市況情報

2026年09月15日 17時00分

週報(9/7~9/11)2026年09月15日 17時00分

【プラチナ】
1,820ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、ドルの上値が重い中で買いが優勢となり、週初には1,850ドル近辺まで上昇した。その後、中東での衝突激化が報じられると、米株式市場やドルの上値が重い展開となる中、プラチナは上昇基調を維持し、1,910ドル近辺まで続伸した。しかし、1,900ドルの大台を突破した達成感から投機筋による利益確定売りが強まり、相場は大きく下落して1,810ドル近辺まで反落した。その後は1,800ドル近辺で下値の堅さが確認され、米CPIの発表を控えて方向感に欠ける展開となった。CPI発表後も大きな値動きは見られず、最終的に1,800ドル近辺で越週した。

【金】
4,430ドル近辺でスタートした先週の金相場は、前週末に発表された米雇用統計が市場予想を大きく上回り、米長期金利が高止まりしたことを受けて上値の重い展開となった。週初は4,400ドルを挟んでもみ合いとなり、売り買いが交錯した。その後、イラン情勢の緊迫化を背景に原油価格が上昇する中、金相場は一時4,350ドル近辺まで下落した。週末には、米CPIが市場予想を上回ったことで追加利上げ観測が強まり、一時4,330ドル近辺まで下落した。しかし、その後は売りが一巡し、買い戻しが優勢となったことで下げ幅を縮小。最終的に4,350ドル近辺で越週した。

【銀】
66.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、上値の重い金相場を背景に方向感に欠ける展開となり、週初は66.50ドルを挟んで売り買いが交錯した。その後、中東情勢の緊迫化が続く中、翌週の米FOMCを控えてドル相場が軟調に推移したことを支えに、銀相場は68.00ドル近辺まで上昇した。しかし、同水準では高値警戒感から利益確定売りが優勢となった。さらに、米CPI発表後の金相場下落が下押し材料となり、週末にかけて下落基調を強め、一時64.00ドルを割り込む水準まで急落した。その後は売りが一巡したことで買い戻しが入り、最終的には64.40ドル近辺で越週した。

【為替】
156.10円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初に米国市場が休場で市場流動性が低下する中、ドル買い需要が乏しく、一時153.20円近辺まで大きく下落した。その後、中東情勢の悪化を受けて原油価格が上昇したことからドルが買い戻され、154円台を回復した。ただし、翌週にFOMCを控えていたこともあり、ドル高の勢いは限定的で、週央にかけては153.60円近辺を中心とした推移となった。週後半には、米国債の買い入れ枠拡大報道を受けて米国債が売られ、米長期金利が上昇したことから、154.30円近辺で売り買いが交錯する展開となった。週末には、米CPIが市場予想を上回ったことで利上げ観測が強まり、ドルは一時154.40円近辺まで上昇した。しかし、その後は利益確定売りや持ち高調整の動きから上げ幅を縮小し、最終的に153.50円近辺で越週した。


略語注釈
CPI:消費者物価指数
FOMC:米連邦公開市場委員会
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