マーケット市況情報

2026年07月22日 17時00分

週報(7/13~7/17)2026年07月22日 17時00分

【プラチナ】
1,610ドル台半ばでスタートした先週のプラチナ相場は、目立った材料に乏しく、週前半は概ねスタート時点の水準を中心としたもみ合いが続いた。その後、米6月CPIの結果を受けたドル安を背景に1,660ドル近辺まで上昇。さらに、続いて発表された米6月PPIも市場予想を下回ったことで追加利上げ観測が後退し、相場は1,690ドル近辺まで上げ幅を拡大した。しかし週末にかけては、利益確定売りに加え、米地区連銀総裁による追加利上げへの言及が重石となり、1,560ドル近辺まで下落した。引けにかけては買い戻しが入ったものの、上値の重い展開が続き、1,600ドル近辺で週を終えた。

【金】
4,080ドル台前半でスタートした先週の金相場は、イランによる海峡再封鎖宣言や、それに対する米国の報復措置実施観測を背景にドル高が進行したことに加え、FRB理事による追加利上げを示唆する発言が市場の警戒感を強めたことも重石となり、4,000ドルを割り込んで3,990ドル近辺まで下落した。翌14日には、押し目買いに加え、米6月CPIが市場予想を下回ったことを受けて買い戻しが優勢となり、4,100ドル近辺まで上昇した。しかしその後は、米新規失業保険申請件数の改善や、米地区連銀総裁による追加利上げの可能性への言及を背景にドル買いが強まり、相場は3,980ドル近辺まで反落した。週末にかけても軟調な地合いが続き、一時は3,960ドル近辺まで下落したが、引けにかけてはポジション調整の買いが入り反発。最終的には4,010ドル台後半で越週した。

【銀】
58.70ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、前週末までの軟調な地合いを引き継ぎ、一時57.00ドルを割り込んだものの、その後は米6月CPIが市場予想を下回ったことを受けて金相場が上昇した流れに追随し、59.60ドル近辺まで持ち直した。しかし、その後は相場を下支えする新たな材料に乏しかったうえ、米国の追加利上げに対する警戒感が重石となり、16日には55.40ドル台半ばまで下落した。週末にかけても軟調な展開が続き、一時54.80ドル台半ばまで下落したものの、引けにかけては買い戻しが入り、最終的に56.10ドル台前半で越週した。

【為替】
161.60円台半ばでスタートした先週の為替相場は、中東情勢を巡る地政学的リスクへの警戒感を背景としたドル買いに加え、FRB理事によるタカ派的な発言が支援材料となり、162.40円台半ばまで上昇した。その後、米6月CPIが市場予想を下回ったことを受けてドルは161.70円近辺まで下落したものの、FRB議長の発言を背景に追加利上げ観測が強まったことで、162.20円近辺まで持ち直した。さらに、週央に発表された米6月PPIも市場予想を下回ったことで再び162.00円を割り込んだが、下値は限定的だった。週末にかけては、米新規失業保険申請件数が市場予想を下回り労働市場の底堅さが確認されたことや、中東情勢を巡る警戒感を背景としたドル買いが相場を支え、最終的に162.40円近辺で越週した。


略語注釈
CPI:消費者物価指数
PPI:生産者物価指数
FRB:米連邦準備制度理事会
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