マーケット市況情報

2007年05月11日 13時31分

2007年4月の貴金属市況2007年05月11日 13時31分

価格ベース
金 US$:London Fixing 円建:税抜参考小売価格
プラチナ US$:N.Y.F.M. 円建:   〃

金(Gold)
■海外金相場
 4月の金相場は663.3ドルでスタートすると、投機筋の手仕舞い売りから2日には月間最安値となる658.25ドルまで下落しました。しかしこのレベルでは投機筋を中心とした押し目買いからすぐに反発し、翌日には665ドル近辺まで、さらに5日には675ドル近辺まで上昇しました。その後はイースター休暇を控えて小動きとなったものの、6日に発表された米3月の雇用統計が市場予想を上回った事に対するドル高や原油相場安を材料に一時670ドル割れまで下落しましたが、すぐに堅調な非鉄相場やユーロに対するドル安地合が好感され670ドル台後半へ反発しました。その後13日かけて680ドルを前にした利食い売りに上値を抑えられる展開となりましたが、先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で通貨に対する言及が無かったことから対米ドルでユーロが上昇し、一時670ドル台前半まで売られました。しかし、このレベルでは買い需要は強くすぐに反発し、690ドル台中盤まで上昇しました。19日には中国の金融引き締め観測を背景に上海株が急落したことから投機的資産への投資に対する懸念が再燃し、投機筋の手仕舞い売りが出て670ドル台まで急落しましたが、米国株が持ちこたえたことから投機的資産への投資に対する安心感が広がり、20日には月間最高値となる691.40ドルまで上昇しました。その後は為替市場がドル高基調となったことや非鉄価格が軟調となったことから、投機筋の手仕舞い売りが入り670ドル台まで下落して越月しました。

■為替相場
 ドル円為替相場は118円近辺で始まった後、当初国内外の金利差や米経済指標の改善を背景に円安基調となり118円台後半までドルが買われました。さらに6日に発表された米3月の雇用統計が市場予想を上回ったことから、119円台前半までドル高が進行。その後はポジション調整から一時118円台中盤まで円が買い戻されましたが、13日にかけて行われた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で円安に対する言及が無かったことから円に対する売り圧力が再び強まり、120円近辺まで円が売られました。19日発表の中国第1四半期GDPで中国経済の過熱感が鮮明になれば中国は金融引き締めるとの予測を背景とした人民元高観測に円も連れ高し、一時117円台中盤まで円高が進みましたが、結局予想通りの内容となった事から円が売られ、119円台まで下落しました。27日には発表された米第1四半期GDPが予想を下回ったことから118円台までドルが売られる場面もありましたが、その後は日米金利差から円売りドル買いの流れとなり119円台後半で越月しました。

■国内金相場
 国内円建て金相場は2,543円でスタートした後、比較的円高水準であり、ドル建て金相場が最安値近辺にあった3日に月間最安値となる2,537円まで下落しました。その後はドル建て金相場が月後半にかけて右肩上がりで上昇したことに加え、為替が118円台から119円台で推移したことから23日には月間最高値となる2,671円まで上昇しました。しかしその後はドル建て金価格が下落に転じたことに歩調をあわせて2,614円まで下落して越月しました。


プラチナ(Platinum)
■海外プラチナ相場
 4月のプラチナ相場は1,241ドルでスタートした後、月間最安値となる1,235ドルを付けましたが、その後は海外のイースター休暇を前に閑散とした地合いの中、金相場の上昇を好感した投機筋買いから比較的堅調に推移しました。その後12日には堅調な金相場を背景に1,270ドルまで上昇しました。さらに13日にはチューリッヒ州立銀行(ZKB)がプラチナ、パラジウム、銀のETFを5月に上場させると報じられると、投機筋の買い意欲が強まり1,290ドル近辺まで買われましたが、その後は前述のETFの先行きに懐疑的な見方が広がり、18日には1,260ドル台中盤まで売られました。しかしその後、19日には英国でもETFセキュリティーズ社が24日にロンドン証券取引所にプラチナ、パラジウム、金、銀及び4種のバスケットのETFを上場させるとの報から投機筋の買いが殺到し、同日に月間最高値となる1,325ドル台まで一気に上昇しました。しかし、実際上場してみると取引が低調である事に対する失望売りで1,300ドル近辺まで下落しました。さらに27日には最近の急騰に対する手仕舞い売りから一時1,270ドル近辺まで下落しましたが、その後は予想を下回る米GDPを背景としたドル安から金相場が反発したことを好感して1,290ドル台近辺まで買い戻されて越月しました。

■国内プラチナ相場
 国内円建て相場は4,779円でスタートし、3日に月間最安値となる4,757円を付けた後、ドル建て相場が24日に月間最高値を付けるまで上昇基調を継続しました。その間、23日には為替相場が118円台の後半で推移していたことから円建て相場は月間最高値となる5,146円を付けました。その後はドル建て相場の下落に追随して下落基調となり、5,026円にて越月しました。ドル建て相場が月間で約100ドル動いたように、ドル建て相場の変動が激しかったため、円建て相場もドル建て相場の影響を強く受ける結果となりました。

以上
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