マーケット市況情報

2026年07月07日 17時00分

週報(6/29~7/3)2026年07月07日 17時00分

【プラチナ】
1,620ドル台前半でスタートした先週のプラチナ相場は、金相場と同様に売りが先行し、一時1,560ドル台前半まで下落した。その後は押し目買いに支えられ、1,600ドル近辺まで反発したものの、週央にかけて再び売り圧力が強まり、1,540ドル台前半まで値を下げた。売り一巡後は、ドル安の進行や金相場の上昇を背景に買い戻しが入り、1,600ドル台を回復。さらに週末には1,660ドル台後半まで上昇した。しかし、引けにかけては利益確定売りに押されて上げ幅を縮小し、1,640ドル台前半で越週した。

【金】
4,050ドル台後半でスタートした先週の金相場は、中東情勢を巡る不透明感を背景に原油相場が上昇したほか、米長期金利の上昇やドル高の進行を受けて売りが優勢となり、一時4,000ドルを割り込む場面も見られた。しかし、週央にはFRB議長がインフレリスクの低下に言及したことで買い戻しが入り、相場は週初の水準まで回復した。週後半は、6月の米雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を下回ったことを受けてドル高が一服し、金相場は買い優勢の展開となり4,140ドル近辺まで上昇した。さらに週末も買いが先行し、一時4,180ドル台後半まで値を伸ばしたものの、その後は米国の祝日で市場参加者が減少したことから動意に乏しくなり、4,170ドル台後半で越週した。


【銀】
58.50ドル台後半でスタートした先週の銀相場は、方向感に乏しく、58.00ドルを挟んでもみ合う展開が続いた。しかし、週央にかけては金相場の上昇を受けて買いが優勢となり、60.60ドル台前半まで上昇した。週後半には一時60.00ドルを割り込む場面も見られたものの、ドル安を背景に上昇した金相場に追随する形で堅調に推移し、週末には62.70ドル近辺まで上げ幅を拡大した。その後は買いが一巡し、米国の祝日で市場参加者が減少したことから目立った動きは見られず、62.40ドル台前半で越週した。

【為替】
161.70円台半ばでスタートした先週の為替相場は、堅調な米雇用関連指標を背景にドル買いが先行し、162.00円の節目を上抜けると162.60円台後半まで上昇した。週央には162.80円台前半まで続伸したものの、本邦財務官の発言を受けて為替介入への思惑が意識され、上値の重い展開となった。また、FRB議長がインフレリスクの後退を示唆したことで、162.30円台後半まで反落し、週後半には為替介入への警戒感が一段と強まる中、161.00円近辺まで急落した。さらに、米国の祝日を前に前倒しで発表された米雇用統計が市場予想を下回ったことで、FRBによる利上げ観測が後退し、160.80円台後半まで続落した。週末は米祝日の影響で市場参加者が限られ、161.00円を挟んで方向感に欠ける展開となり、161.30円台後半で越週した。


略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
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