マーケット市況情報

2026年06月23日 17時00分

週報(6/15~6/19)2026年06月23日 17時00分

【プラチナ】
1,760ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、米・イラン間で戦闘終結に向けた覚書に署名したとの報道を受け原油相場が下落したことから、米株式や金相場に投機的な買いが入ったことを受け、1,820ドル近辺まで上昇した。その後は利益確定売りが出たものの、ドル安が下値を支え、1,800ドル近辺で売り買いが交錯する展開となった。週後半には、新議長の下で初めて実施されたFOMCで政策金利が据え置かれたが、金融引き締めに前向きなタカ派傾向が強まったことでドル高が進行し1,720ドル半ばまで下落した。さらに週末にかけても米国が休日の中でドル高基調が継続しプラチナ相場は続落。最終的に1,680ドル近辺で週を終えた。

【金】
4,270ドル近辺でスタートした先週の金相場は、米国とイランが戦闘終結の覚書に署名したとの報道を受け原油とドル相場が下落したことから買いが先行し、4,360ドル近辺まで大きく上昇した。その後、週央までは新議長就任後初めて実施されるFOMCを控えて方向感を欠き、4,330ドル近辺で小幅な値動きにとどまった。FOMCでは政策金利が据え置かれたものの、金融引き締めに前向きなタカ派的主張が増加。これを受けて米ドルおよび米長期金利が上昇し、金相場は一時4,240ドルまで反落した。週末は米国が休日となる中、スイスで予定されていた米イランの対面協議が見送られたとの報道を受けて下げ幅を拡大。最終的には4,150ドル近辺で越週した。

【銀】
69.80ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、原油相場が下落したことを背景としたドル安を受けて、71.00ドル近辺まで上昇した。その後は、FOMCを前に上値が重くなり、70.00ドルを挟んだ推移となった。FOMCでは政策金利が据え置かれたものの、金融引き締めに前向きなタカ派的主張が増えたことでドル高が進行し、相場は70.00ドルを割り込んで一時67.00ドル近辺まで下げ幅を拡大した。さらに週末には、米国が休日となる中、不透明な中東情勢の動向を嫌気した売りが入り、65.00ドル近辺まで続落して越週した。

【為替】
160.10円近辺でスタートした先週の為替相場は、米国とイランが戦闘終結に向けた覚書を交わすことで合意したとの報道を受け、ドル売りが先行した。しかし、すぐに買い戻しが入り、ドルは週央までに160.40円近辺へ上昇した。その後は、週後半にFOMCを控える中で様子見ムードが強まり、160.20円を挟んだ推移となった。FOMCでは政策金利が据え置かれたものの、金融引き締めに前向きなタカ派的な主張が見られたことでドル高が進行し、為替相場は161.00円近辺まで大きく上昇した。さらに週末には、米国が休日となる中で中東情勢の不透明感が再び高まったことから続伸したものの、介入への警戒感が意識されて上げ幅を縮小。最終的には161.30円近辺で越週した。


略語注釈
FOMC:米連邦公開市場委員会
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