マーケット市況情報

2026年06月09日 16時00分

週報(6/1~6/5)2026年06月09日 16時00分

【プラチナ】
1,920ドル台半ばでスタートした先週のプラチナ相場は、米各経済指標が軒並み市場予想を上回ったことで米国経済の底堅さがプラチナ相場にとって好材料として意識されるも、米利上げ観測を背景としたドル高が頭を抑える形となり、1,930ドル付近でレンジ相場になった。しかし、3日に直近の安値水準であった1,910ドルを割り込むと、1,860ドル近辺まで値を下げた。その後1,900ドルを回復するも、週末に発表された米雇用統計の結果を受けてFRBによる年内の利上げが意識される中でドル買いが進み、1,780ドル台前半まで下落して越週した。

【金】
4,530ドル台半ばでスタートした先週の金相場は、1日に発表された米ISM製造業景況指数が市場予想を上回りドル買いが進行し4,450ドル台半ばまで下落したが、安値拾いの買いが相場を押し上げ、4,530ドル台半ばまで回復した。しかし、その後発表された各経済指標が軒並み市場予想を上回ったために米国経済の底堅さが意識され、FRBによる利上げ観測が強まったことで4,420ドル台後半まで値を落とした。週末にかけては5日に発表される雇用統計を前に様子見ムードが漂うも、各経済指標が良好な結果となったことで利上げへの警戒感が一段と強まった。また米株式市場で半導体関連株が急落した結果、ドル高や損失補填売りが相場を押し下げ4,320ドル近辺で越週した。

【銀】
75.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週末に発表される米雇用統計の結果を見定めたいとの思惑から様子見ムードが漂ったものの、5日までに発表された米経済指標が軒並み市場予想を超える結果となったことで、米利上げ観測が強まり72.70ドル近辺まで下落した。その後は売り買いが交錯するも、週末に発表された米雇用統計が市場予想を上回り、金相場の下落に追随し67.70ドル近辺まで値を下げて越週した。

【為替】
159.30円近辺でスタートした先週の為替相場は、米5月ISM製造業景気指数が市場予想を上回ったことでドルは159.70円近辺まで上昇した。急激な円安に対して本邦当局による介入が意識されたものの、米JOLTS求人件数やISM景況指数が軒並み市場予想を上回り、米国経済の底堅さが強く意識されたことに加え、米利上げ観測の高まりを受けて160.10円近辺まで続伸した。その後、日銀が利上げを行うとの観測報道への警戒感からドルは159.90円台半ばまで下落するも、週末に発表された米雇用統計の好結果を背景に急伸し160.30円近辺で越週した。


略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
ISM:全米供給管理協会
JOLTS:雇用動態調査
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