マーケット市況情報

2026年05月19日 17時00分

週報(5/11~5/15)2026年05月19日 17時00分

【プラチナ】
2,040ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、11日の米国時間に金相場の上昇に連れられ2,140ドル台後半まで上昇するも、翌12日のアジア時間には2,050ドル台半ばまで反落した。その後、週央まで投機筋の買いが相場を押し上げ2,190ドル近辺まで急騰するも、直近最高値を付けたことに対しての利食い売りや、米小売売上高が市場予想を上回ったことでの米国経済の底堅さが意識されたためにドル高となり、週初水準となる2,040ドルを割り込むと、他貴金属相場の下落を嫌気した売りが相場を一層押し下げ1,980ドル台半ばで越週した。

【金】
4,690ドル近辺でスタートした先週の金相場は、銅等の非鉄金属相場の上昇を意識して4,760ドル台後半まで上昇するも、直近最高値に対しての利食い売りから4,710ドル近辺まで下落した。その後は週後半に行われる米中首脳会談を前に様子見ムードが漂うも、13日には次期FRB議長をケビン・ウォーシュ氏とする人事案が米上院本会議で可決され、インフレ率上昇に対しての利上げ実施への見方が意識された中で、米小売売上高が市場予想を上回ったことも売りを促し4,600ドルを割り込んだ。加えて、米中首脳会議でも目立った買い材料がなかったことで週末まで手じまい売りが加速し、4,540ドル近辺まで続落して越週した。

【銀】
79.50ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、銅やアルミ等の非鉄金属相場の上昇を材料に投機資金が流入し85.50ドル台半ばまで上昇すると、週央まで上げ幅を拡大し88.80ドル近辺まで推移した。しかし、大台となる90ドルの節目の壁が厚かったことで失望売りが広がると、米FRB次期議長に対して政治圧力からの独立が期待される中で、金相場の下落が相場を押し下げ75.90ドル台後半で越週した。

【為替】
156.60円近辺でスタートした先週の為替相場は、週を通して円が売り込まれる展開が続いた。週初は、米国・イランの和平交渉が難航していることが意識され、原油高を受けたリスク回避のドル買いにより157.00円まで上昇した。注目されていた日米財務相会談も事前に警戒されていた円安に対する牽制発言や協力関係を意識する発言がなかったことから158.00円を目指す展開となった。その後、瞬間的な円買いにより156.80円まで急落するも、すぐに157.50円まで値を戻した。また、米CPIが市場予想を上回ったことや、同国のPPIでも強い結果が示されたことで157.90円台後半まで値を伸ばした。その後、次期FRB議長をケビン・ウォーシュ氏とする人事が米上院本会議で可決し、米国内で続伸するインフレ率に対しての利上げ観測が強まったことや、注目されていた米中首脳会議が良好な結果で閉幕したことが好感され、ドルが買い進まれる形となり158.70円台後半で越週した。


略語注釈

FRB:米連邦準備制度理事会
CPI:消費者物価指数
PPI:生産者物価指数
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