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マーケット市況情報
2025年12月16日 15時00分
週報(12/8~12/12)2025年12月16日 15時00分
【プラチナ】
1,640ドル台半ばでスタートした先週のプラチナ相場は、FOMCの結果を見定めたいとの思惑の広がりから様子見ムードが漂ったものの、9日には銀や非鉄金属相場が強含んだことに牽引されて一時1,700ドルを突破した。その後は投機筋の利益確定売りに頭を押さえられ1,630ドル台半ばまで反落したが、すぐに他貴金属相場と同様に買い戻されたことで週初の水準を回復し1,660ドル近辺で推移した。注目されていたFOMCの会合では、反対票がありつつも市場の予想通り0.25bpの利下げが決定されたことで金相場が上昇を始めると、ドル安が追い風となって再び1,700ドルを突破した。週末も投機筋の買いが相場を押し上げ一時1,780ドル近辺まで上昇するも、引けにかけてはポジション調整の売りに上値を抑えられ1,750ドル台半ばで越週した。
【金】
4,200ドル近辺でスタートした先週の金相場は、他貴金属相場と異なり、週央までFOMCの結果を見定めたいとの様子見ムードが強かったことで4,200ドルを挟むレンジ相場に終始する展開となった。注目されていた会合では概ね予想通りの0.25bpの利下げが発表されたことがドル安を誘発し4,280ドル台半ばまで上昇すると、週末の欧州時間には投機筋の買いも相場を押し上げ4,350ドル近辺まで上昇した。しかし、米国時間に入ると利食い売りが相場を抑え4,300ドル近辺で越週した。
【銀】
58.50ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初こそ落ち着いて推移したものの11日に発表されるFOMCの内容を前に、金に対して相対的に割安感のある銀に投機筋の資金が大きく流入したことで60.00ドルを突破すると、その後もドル安を背景とした金買いが入り64.50ドル近辺まで続伸した。しかし、週末の引けにかけては急激な上昇に対しての利食い売りが先行し62.00近辺まで反落し越週した。
【為替】
155.30円台半ばでスタートした先週の為替相場は、米長期金利の上昇に伴い155.90円近辺まで上昇した。更に米雇用関連の経済指標で底堅い結果が示されたことで156.90円近辺まで値を上げた。FOMCの結果を見定めたいとの様子見ムードが広がったものの、市場予想通り0.25bpの利下げが発表され、会合後の会見内容から来年以降の利下げに対する期待が高まり156.00円を割り込んだ。更に米失業保険申請件数がネガティブな内容だったことで155.00円を割り込むも、週末にかけて反発し155.80円台半ばで越週した。
略語注釈
FOMC:米連邦公開市場委員会
bp:ベーシスポイント
FRB:米連邦準備制度理事会
1,640ドル台半ばでスタートした先週のプラチナ相場は、FOMCの結果を見定めたいとの思惑の広がりから様子見ムードが漂ったものの、9日には銀や非鉄金属相場が強含んだことに牽引されて一時1,700ドルを突破した。その後は投機筋の利益確定売りに頭を押さえられ1,630ドル台半ばまで反落したが、すぐに他貴金属相場と同様に買い戻されたことで週初の水準を回復し1,660ドル近辺で推移した。注目されていたFOMCの会合では、反対票がありつつも市場の予想通り0.25bpの利下げが決定されたことで金相場が上昇を始めると、ドル安が追い風となって再び1,700ドルを突破した。週末も投機筋の買いが相場を押し上げ一時1,780ドル近辺まで上昇するも、引けにかけてはポジション調整の売りに上値を抑えられ1,750ドル台半ばで越週した。
【金】
4,200ドル近辺でスタートした先週の金相場は、他貴金属相場と異なり、週央までFOMCの結果を見定めたいとの様子見ムードが強かったことで4,200ドルを挟むレンジ相場に終始する展開となった。注目されていた会合では概ね予想通りの0.25bpの利下げが発表されたことがドル安を誘発し4,280ドル台半ばまで上昇すると、週末の欧州時間には投機筋の買いも相場を押し上げ4,350ドル近辺まで上昇した。しかし、米国時間に入ると利食い売りが相場を抑え4,300ドル近辺で越週した。
【銀】
58.50ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初こそ落ち着いて推移したものの11日に発表されるFOMCの内容を前に、金に対して相対的に割安感のある銀に投機筋の資金が大きく流入したことで60.00ドルを突破すると、その後もドル安を背景とした金買いが入り64.50ドル近辺まで続伸した。しかし、週末の引けにかけては急激な上昇に対しての利食い売りが先行し62.00近辺まで反落し越週した。
【為替】
155.30円台半ばでスタートした先週の為替相場は、米長期金利の上昇に伴い155.90円近辺まで上昇した。更に米雇用関連の経済指標で底堅い結果が示されたことで156.90円近辺まで値を上げた。FOMCの結果を見定めたいとの様子見ムードが広がったものの、市場予想通り0.25bpの利下げが発表され、会合後の会見内容から来年以降の利下げに対する期待が高まり156.00円を割り込んだ。更に米失業保険申請件数がネガティブな内容だったことで155.00円を割り込むも、週末にかけて反発し155.80円台半ばで越週した。
略語注釈
FOMC:米連邦公開市場委員会
bp:ベーシスポイント
FRB:米連邦準備制度理事会



