マーケット市況情報

2025年09月17日 16時00分

週報(9/8~9/12)2025年09月17日 16時00分

【プラチナ】
1,370ドル台後半でスタートした先週のプラチナ相場は、ドル安を手掛かりとした買いが先行し1,400ドル台を回復したものの、利益確定の売りに上値を抑えられ、1,360ドル台後半に下落した。週央は押し目買いが入り1,390ドル台半ばに上昇した後、週後半は方向感が定まらず1,390ドルを挟んで小動きとなった。週末は再び1,400ドル台に上昇する場面も見られたが、引けにかけてやや軟化し、1,390ドル台半ばで越週した。

【金】
3,590ドル台前半でスタートした先週の金相場は、米長期金利の低下やドル安を好感した買いが入り、3,650ドル台前半に上昇した。その後も米雇用統計の年次改訂で今年3月までの1年間の雇用者数が過去最大の下方修正となったことから米利下げ観測が強まり、3,660ドル台半ばまで上昇したものの、週後半にかけて利益確定の売りに押され、3,610ドル台前半に下落した。週末は買い戻しの動きが先行し3,650ドル台後半まで上昇したが、ポジション調整の売りが優勢となり3,640ドル台前半で越週した。

【銀】
40.80ドル台後半でスタートした先週の銀相場は、金相場の上昇に連れ高となり41.50ドル台後半に上昇したが、買い一巡後は利益確定の売りに押され、40.70ドル台後半に下落した。週央から週後半にかけては、米利下げ観測を背景とした買いにより値を戻し41.70ドル近辺に上昇、週末は一段高となり42.10ドル台後半で越週した。

【為替】
148.10円台半ばでスタートした先週の為替相場は、石破首相の辞意表明を受けて円売りが先行したが、根強い米利下げ観測を背景に円高・ドル安が進み、146.30円台前半まで下落した。その後はポジション調整の動きから147.50円台半ばに反発するも、週央以降に発表された米物価関連指標は市場予想を下回ったことで米利下げ観測は維持され、147.30円近辺に下落した。週後半は147.90円台後半まで円安・ドル高に振れる場面も見られたが、米新規失業保険申請件数の増加を背景にドル売りが優勢となり、147.00円近辺に下落した。週末は翌週16日、17日のFOMCを控えたポジション調整のドル買いが入り、147.60円台後半で越週した。


略語注釈
FOMC:米連邦公開市場委員会
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