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マーケット市況情報
2025年09月09日 15時00分
週報(9/1~9/5)2025年09月09日 15時00分
【プラチナ】
1,370ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、米政権に対する政局不安を背景として上昇した金相場に連れて1,400ドル台前半へ上昇した。週央は米国の景気減速懸念に伴うドル安から1,440ドル近辺へ上昇した後、高値警戒感から利益確定売りが優勢となった。週末には米利下げ観測の高まりを受けたドル安進行により下げ幅が縮小し、1,390ドル近辺で越週した。
【金】
3,440ドル台半ばでスタートした先週の金相場は、前週末の上昇基調を引き継ぎ3,480ドル近辺へ上昇した後、米政権によるFRBの独立性への介入懸念が台頭したことを背景に3,500ドル台の大台に乗せた。週央は発表されたISM製造業景気指数が市場予想を下回ると、米利下げ観測が高まり3,580ドル近辺へ大きく続伸した。週後半は米雇用統計の発表を控えて方向性に欠ける展開となったが、発表された米雇用統計が市場予想を大きく下回ったことで米利下げ観測が一段と強まり、金相場は上昇し3,600ドル近辺で越週した。
【銀】
39.70ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、前週末の上昇を引き継ぎ40.70ドル台前半へ上昇した。上値の重い展開で推移したが、週央は金相場の急騰に追随して一時41.40ドル近辺へ上昇した。週後半は米雇用統計の発表を控えた様子見姿勢から40.50ドル近辺で推移したが、週末の米雇用統計発表後はドル安を背景に小幅に値を上げて41.00ドル近辺で越週した。
【為替】
146.90円近辺でスタートした先週の為替相場は、米国祝日のため薄商いとなり、147.00円近辺で小幅に推移した。祝日明けは米長期金利の上昇に伴う日米金利差拡大への思惑や、本邦の政局不安を背景に円売りが強まり、148.30円台前半へ上昇した。週央は発表されたJOLTS求人件数が市場予想を下回り、9月の米利下げ観測が高まったことから148.10円台前半へ反落した。週後半は米雇用統計を控えて方向性に欠ける展開となったが、発表された結果が市場予想を下回るとドル売りが優勢となり、147.40円近辺で越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
ISM:全米供給管理協会
JOLTS:雇用動態調査
1,370ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、米政権に対する政局不安を背景として上昇した金相場に連れて1,400ドル台前半へ上昇した。週央は米国の景気減速懸念に伴うドル安から1,440ドル近辺へ上昇した後、高値警戒感から利益確定売りが優勢となった。週末には米利下げ観測の高まりを受けたドル安進行により下げ幅が縮小し、1,390ドル近辺で越週した。
【金】
3,440ドル台半ばでスタートした先週の金相場は、前週末の上昇基調を引き継ぎ3,480ドル近辺へ上昇した後、米政権によるFRBの独立性への介入懸念が台頭したことを背景に3,500ドル台の大台に乗せた。週央は発表されたISM製造業景気指数が市場予想を下回ると、米利下げ観測が高まり3,580ドル近辺へ大きく続伸した。週後半は米雇用統計の発表を控えて方向性に欠ける展開となったが、発表された米雇用統計が市場予想を大きく下回ったことで米利下げ観測が一段と強まり、金相場は上昇し3,600ドル近辺で越週した。
【銀】
39.70ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、前週末の上昇を引き継ぎ40.70ドル台前半へ上昇した。上値の重い展開で推移したが、週央は金相場の急騰に追随して一時41.40ドル近辺へ上昇した。週後半は米雇用統計の発表を控えた様子見姿勢から40.50ドル近辺で推移したが、週末の米雇用統計発表後はドル安を背景に小幅に値を上げて41.00ドル近辺で越週した。
【為替】
146.90円近辺でスタートした先週の為替相場は、米国祝日のため薄商いとなり、147.00円近辺で小幅に推移した。祝日明けは米長期金利の上昇に伴う日米金利差拡大への思惑や、本邦の政局不安を背景に円売りが強まり、148.30円台前半へ上昇した。週央は発表されたJOLTS求人件数が市場予想を下回り、9月の米利下げ観測が高まったことから148.10円台前半へ反落した。週後半は米雇用統計を控えて方向性に欠ける展開となったが、発表された結果が市場予想を下回るとドル売りが優勢となり、147.40円近辺で越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
ISM:全米供給管理協会
JOLTS:雇用動態調査