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マーケット市況情報
2025年07月23日 17時00分
週報(7/14~7/18)2025年07月23日 17時00分
1,380ドル台半ばでスタートした先週のプラチナ相場は、前週末に見られた米先物市場における投機筋の買いが一巡し、利益確定の売りが優勢となったことで1,360ドル台後半に下落した。その後は方向感が定まらず、1,370ドル近辺から1,390ドル近辺のレンジで売り買いが交錯したが、週央はドル安を背景とした買いが相場を押し上げ、1,420ドル台前半に上昇した。週後半から週末にかけては投機筋の買いが膨らみ、1,480ドル近辺まで上値を伸ばしたものの、買い一巡後は利益確定の売りに押され1,430ドル近辺で越週した。
3,370ドル近辺でスタートした先週の金相場は、米関税政策や6月の米CPIの結果を受けて早期利下げ観測が後退し、米長期金利の上昇やドル高が進んだことを嫌気して3,320ドル台前半に下落した。週央は米大統領によるFRBへの利下げ圧力を背景にドル安となったことから買いが入り3,360ドル台前半に上昇したが、週後半は底堅い米経済指標を受けたドル高に上値を抑えられ、3,310ドル台前半まで値を下げた。週末は前日の下落を受けた買い戻しの動きが見られ、一時3,360ドル近辺まで反発したものの、引けにかけて上値が重くなり3,350ドル近辺で越週した。
38.50ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、ドル高などを背景とした金相場の下落に追随して37.60ドル近辺に下落した後、手掛かり材料に乏しく37.80ドルを挟んで小動きとなった。週後半は押し目買いが入ったことで38.10ドル台半ばに値を戻し、週末は38.40ドル近辺まで上昇したものの、引けにかけて上げ幅を縮小する展開となり、38.10ドル台後半で越週した。
147.20円台前半でスタートした先週の為替相場は、米関税政策によりインフレが進むとの見方に加え、6月の米CPIが物価上昇を示す結果となったことでドル買いが膨らみ、149.10円台半ばまで上昇した。週央は米政権によるFRBへの利下げ圧力が強まる中、ドルは147.40円近辺まで下落したものの、週後半は6月の米小売売上高が市場予想を上回ったことで148.80円台半ばに反発した。週末はFRB高官の発言を受けて年内利下げが意識され、やや円高・ドル安に振れる場面も見られたが、参院選を前に与党苦戦の思惑から円の上値は重く、148.80円台前半で越週した。
略語注釈
CPI: 消費者物価指数
FRB:米連邦準備制度理事会
3,370ドル近辺でスタートした先週の金相場は、米関税政策や6月の米CPIの結果を受けて早期利下げ観測が後退し、米長期金利の上昇やドル高が進んだことを嫌気して3,320ドル台前半に下落した。週央は米大統領によるFRBへの利下げ圧力を背景にドル安となったことから買いが入り3,360ドル台前半に上昇したが、週後半は底堅い米経済指標を受けたドル高に上値を抑えられ、3,310ドル台前半まで値を下げた。週末は前日の下落を受けた買い戻しの動きが見られ、一時3,360ドル近辺まで反発したものの、引けにかけて上値が重くなり3,350ドル近辺で越週した。
38.50ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、ドル高などを背景とした金相場の下落に追随して37.60ドル近辺に下落した後、手掛かり材料に乏しく37.80ドルを挟んで小動きとなった。週後半は押し目買いが入ったことで38.10ドル台半ばに値を戻し、週末は38.40ドル近辺まで上昇したものの、引けにかけて上げ幅を縮小する展開となり、38.10ドル台後半で越週した。
147.20円台前半でスタートした先週の為替相場は、米関税政策によりインフレが進むとの見方に加え、6月の米CPIが物価上昇を示す結果となったことでドル買いが膨らみ、149.10円台半ばまで上昇した。週央は米政権によるFRBへの利下げ圧力が強まる中、ドルは147.40円近辺まで下落したものの、週後半は6月の米小売売上高が市場予想を上回ったことで148.80円台半ばに反発した。週末はFRB高官の発言を受けて年内利下げが意識され、やや円高・ドル安に振れる場面も見られたが、参院選を前に与党苦戦の思惑から円の上値は重く、148.80円台前半で越週した。
略語注釈
CPI: 消費者物価指数
FRB:米連邦準備制度理事会