マーケット市況情報

2025年06月24日 15時00分

週報(6/16~6/20)2025年06月24日 15時00分

【プラチナ】
1,230ドル台半ばでスタートした先週のプラチナ相場は、前週末の下げに対しての買戻しや、米国株価の上昇が相場を押し上げ1,260ドルを回復すると、週央には投機的な買いが追い風となり1,300ドルを突破した。20日には、一時1,350ドル近辺まで上昇したが、利食い売りから反落し1,300ドルを割り込んだ。その後一時1,320ドル近辺まで買い戻されたものの、週末の引けにはポジション調整の売りから値を下げ1,260ドル台半ばで越週した。

【金】
3,440ドル近辺でスタートした先週の金相場は、前週末の上昇に対しての利食い売りに加え緊張感が漂う中東情勢に関して米国との協議が再開されるとの見方が広がったことから軟調に推移すると3,400ドルを割り込むまで下落した。その後、売り買い交錯する展開となり3,380ドルを挟んで推移したものの、週後半にはドル高を背景に底値を探る展開となり一時3,340ドル近辺まで下落したが、週末の引けにかけては買い戻され3,370ドル近辺で越週した。

【銀】
36.50ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、目立った動きがなかったものの、17日の米国時間に投機的な買いが流入したことで37.10ドル近辺まで急騰した。しかし下支えとなる材料が乏しいことから20日には36.40ドル近辺まで下落した。週末にかけても底値を探る展開となり36.05ドル近辺で越週した。

【為替】
143.90円台後半でスタートした先週の為替相場は、米経済指標が市場予想を下回ったことでドルが売られたが、米長期金利が上昇したために144.70円まで上昇した。17日には本邦金融政策決定会合での発表内容が事前予想通りだったことから目立った動きはなく、レンジ相場で推移した。その後、FOMCではおおむね予想通り政策金利が据え置かれたものの、会合後の会見でFRB議長のタカ派的な姿勢を示す発言が材料視され145.00円まで上昇。週末にかけては中東情勢の緊張を背景にリスク回避先としてのドル買いが円売りを誘発し146.10円近辺で越週した。


略語注釈
FOMC:米連邦公開市場委員会
FRB:米連邦準備制度理事会
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