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マーケット市況情報
2025年05月08日 16時00分
週報(4/28~5/2)2025年05月08日 16時00分
【プラチナ】
970ドル台半ばでスタートした先週のプラチナ相場は、金相場の上昇やドル安を好感した買いが入り990ドル台半ばに上昇した。週央にかけては米中貿易摩擦への警戒感が後退する中でドル高を背景とした売りが優勢となり、960ドル台半ばに下落した。週後半は金相場の下落に連れ安となり960ドル近辺まで下落したが、売り一巡後はやや値を戻し960ドル台半ばで越週した。
【金】
3,310ドル台後半でスタートした先週の金相場は、米長期金利の低下やドル安を受けて買いが先行し3,350ドル台前半に上昇した。その後は米中関税交渉進展への期待感を背景にドル高が進んだことから、週央には3,300ドルを割り込み、週後半も売り優勢の展開が続き3,200ドル近辺まで下げ幅を拡大した。週末は前日までの急落に対する反動から3,260ドル台半ばに値を戻したが、米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回る伸びを示したことから上値を抑えられ3,230ドル近辺で越週した。
【銀】
33.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、金相場に追随し33.40ドル台半ばに上昇したが、買い一巡後は金相場の下落に連れ安となり、週後半には一時31.70ドル近辺まで急落する場面も見られた。その後は値ごろ感から買い戻しの動きが広がり32.70ドル近辺まで反発したものの、週末はドル高を嫌気した売りに押され32.00ドル近辺で越週した。
【為替】
143.60円台前半でスタートした先週の為替相場は、米長期金利の低下を受けてドル売りが先行し142.00円近辺まで下落した後、米関税政策をめぐって中国をはじめとする各国との交渉が進展するとの期待感が広がり142.70円台半ばに反発した。週央は第1四半期の米GDPがマイナス成長となるも、PCE物価指数が市場予想を上回ったことがドル買いを促し143.10円近辺に上昇した。週後半は日銀の金融政策決定会合の結果や総裁の会見を受けて、利上げ時期が後ずれするとの見方から円安・ドル高が進み、週末には一時145.80円台半ばまで上昇した。その後は急激なドル高に対する反動から143.80円台後半に下落したが、米雇用統計が労働市場の底堅さを示す内容となったことなどを背景にドルが買い戻され145.00円近辺で越週した。
略語注釈
GDP:国内総生産
PCE:個人消費支出
970ドル台半ばでスタートした先週のプラチナ相場は、金相場の上昇やドル安を好感した買いが入り990ドル台半ばに上昇した。週央にかけては米中貿易摩擦への警戒感が後退する中でドル高を背景とした売りが優勢となり、960ドル台半ばに下落した。週後半は金相場の下落に連れ安となり960ドル近辺まで下落したが、売り一巡後はやや値を戻し960ドル台半ばで越週した。
【金】
3,310ドル台後半でスタートした先週の金相場は、米長期金利の低下やドル安を受けて買いが先行し3,350ドル台前半に上昇した。その後は米中関税交渉進展への期待感を背景にドル高が進んだことから、週央には3,300ドルを割り込み、週後半も売り優勢の展開が続き3,200ドル近辺まで下げ幅を拡大した。週末は前日までの急落に対する反動から3,260ドル台半ばに値を戻したが、米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回る伸びを示したことから上値を抑えられ3,230ドル近辺で越週した。
【銀】
33.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、金相場に追随し33.40ドル台半ばに上昇したが、買い一巡後は金相場の下落に連れ安となり、週後半には一時31.70ドル近辺まで急落する場面も見られた。その後は値ごろ感から買い戻しの動きが広がり32.70ドル近辺まで反発したものの、週末はドル高を嫌気した売りに押され32.00ドル近辺で越週した。
【為替】
143.60円台前半でスタートした先週の為替相場は、米長期金利の低下を受けてドル売りが先行し142.00円近辺まで下落した後、米関税政策をめぐって中国をはじめとする各国との交渉が進展するとの期待感が広がり142.70円台半ばに反発した。週央は第1四半期の米GDPがマイナス成長となるも、PCE物価指数が市場予想を上回ったことがドル買いを促し143.10円近辺に上昇した。週後半は日銀の金融政策決定会合の結果や総裁の会見を受けて、利上げ時期が後ずれするとの見方から円安・ドル高が進み、週末には一時145.80円台半ばまで上昇した。その後は急激なドル高に対する反動から143.80円台後半に下落したが、米雇用統計が労働市場の底堅さを示す内容となったことなどを背景にドルが買い戻され145.00円近辺で越週した。
略語注釈
GDP:国内総生産
PCE:個人消費支出