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マーケット市況情報
2025年01月28日 14時00分
週報(1/20~1/24)2025年01月28日 14時00分
940ドル台半ばでスタートした先週のプラチナ相場は、米国祝日により動意に乏しく940ドル近辺から950ドル近辺のレンジで推移した。その後はトランプ米大統領就任時の関税発動が見送られ、ドル安となったことから週央にかけて960ドル近辺に上昇した。週後半は米株高や金相場の軟化など強弱材料が入り混じるなか、方向感が定まらず950ドルを挟んで推移した後、週末は米PMIなどの経済指標が市場予想を下回り、ドルが軟化したことを受けて底堅い値動きとなり950ドル台半ばで越週した。
2,690ドル台前半でスタートした先週の金相場は、米国祝日により積極的な取引は手控えられたものの、ドル安が相場を押し上げ2,710ドル近辺に上昇した。その後はトランプ米大統領就任初日の関税発動が見送られ、ドル安となったことから2,750ドル近辺に続伸した。週央は米新政権の政策を見極めたいとの思惑や先行き不透明感を背景に安全資産としての買いが入り2,760ドル近辺まで上げ幅を拡大したが、週後半は直近の上昇を受けた利益確定の売りが先行し、一時2,730ドル台後半に下落した。週末は米PMIなど市場予想を下回る経済指標が相次ぎ、米長期金利の低下やドル安が進んだことを好感した買いが入り2,770ドル台半ばに上昇して越週した。
30.20ドル台半ばでスタートした先週の銀相場は、金相場の上昇やドル安を好感した買いが入り30.80ドル台半ばに上昇した。週央は利益確定の売りに押される場面も見られたが、金相場が堅調に推移していることから30.80ドル近辺に値を戻した。週後半は金相場の下落に追随する形で売りが膨らみ一時30.10ドル近辺まで下落したが、週末は前日の急落に対する反動から買い戻しの動きが優勢となり30.70ドル台半ばで越週した。
156.20円台後半でスタートした先週の為替相場は、トランプ氏が米大統領就任当日の関税発動を見送るとの米誌報道を受けてドル売りが優勢となり155.60円台半ばに下落した。その後の就任式では既報の通り関税強化の具体策には踏み込まなかったほか、日銀の利上げ見通しを背景に円高・ドル安の流れが継続し、ドルは155.50円台前半まで下落した。週央は米新政権の関税政策に伴うインフレ懸念を背景にドル高が進み156.50円台半ばに上昇したが、週後半はトランプ米大統領がFRBに利下げを要請すると述べたことでドルは156.10円近辺に下落した。週末は日銀の追加利上げや低調な米経済指標を背景にドルは上値が重くなり156.00円近辺で越週した。
略語注釈
PMI:購買担当者景気指数
FRB:米連邦準備制度理事会
2,690ドル台前半でスタートした先週の金相場は、米国祝日により積極的な取引は手控えられたものの、ドル安が相場を押し上げ2,710ドル近辺に上昇した。その後はトランプ米大統領就任初日の関税発動が見送られ、ドル安となったことから2,750ドル近辺に続伸した。週央は米新政権の政策を見極めたいとの思惑や先行き不透明感を背景に安全資産としての買いが入り2,760ドル近辺まで上げ幅を拡大したが、週後半は直近の上昇を受けた利益確定の売りが先行し、一時2,730ドル台後半に下落した。週末は米PMIなど市場予想を下回る経済指標が相次ぎ、米長期金利の低下やドル安が進んだことを好感した買いが入り2,770ドル台半ばに上昇して越週した。
30.20ドル台半ばでスタートした先週の銀相場は、金相場の上昇やドル安を好感した買いが入り30.80ドル台半ばに上昇した。週央は利益確定の売りに押される場面も見られたが、金相場が堅調に推移していることから30.80ドル近辺に値を戻した。週後半は金相場の下落に追随する形で売りが膨らみ一時30.10ドル近辺まで下落したが、週末は前日の急落に対する反動から買い戻しの動きが優勢となり30.70ドル台半ばで越週した。
156.20円台後半でスタートした先週の為替相場は、トランプ氏が米大統領就任当日の関税発動を見送るとの米誌報道を受けてドル売りが優勢となり155.60円台半ばに下落した。その後の就任式では既報の通り関税強化の具体策には踏み込まなかったほか、日銀の利上げ見通しを背景に円高・ドル安の流れが継続し、ドルは155.50円台前半まで下落した。週央は米新政権の関税政策に伴うインフレ懸念を背景にドル高が進み156.50円台半ばに上昇したが、週後半はトランプ米大統領がFRBに利下げを要請すると述べたことでドルは156.10円近辺に下落した。週末は日銀の追加利上げや低調な米経済指標を背景にドルは上値が重くなり156.00円近辺で越週した。
略語注釈
PMI:購買担当者景気指数
FRB:米連邦準備制度理事会