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マーケット市況情報
2025年01月15日 17時00分
週報(1/6~1/10)2025年01月15日 17時00分
930ドル台後半でスタートした先週のプラチナ相場は、金相場の上昇などを受けて底堅く推移し、週央にかけて960ドル近辺まで上げ幅を拡大した。週後半は動意に乏しく960ドルを挟んで推移した後、週末は米雇用統計が市場予想を上回る良好な結果となり、金相場と同様に値を下げる場面も見られたが、売り一巡後は買い戻され970ドル台後半で越週した。週明けはドル高や金相場の下落などを背景に上値が重くなり、960ドル台後半で推移している。
2,640ドル台前半でスタートした先週の金相場は、米長期金利の上昇やドル高を嫌気した売りに押される場面も見られたが、中国人民銀行の金購入継続の動きを好感して堅調に推移し、2,650ドル台前半に上昇した。その後も米次期政権発足を前に不透明感が高まるなか、関税政策などへの警戒感からリスク回避の買いが入り、週後半には2,670ドル台半ばに上昇した。週末は良好な米雇用統計を受けて一時軟化するも、押し目買いの意欲は根強く2,700ドルを窺う水準まで上げ幅を拡大し、2,690ドル台前半で越週した。週明けは利下げペースが鈍化するとの見方から米長期金利の上昇やドル高が進んだことで売り優勢の展開となり、2,660ドル台後半で推移している。
29.60ドル台半ばでスタートした先週の銀相場は、値ごろ感から買いが入り30.20ドル台後半に上昇した後は、新規材料に乏しく30ドルを挟んで売り買いが交錯し、方向感に欠ける展開となった。週末は金相場の上昇に連れ高となり30.60ドル近辺まで上昇したが、引けにかけては上げ幅を縮小し、30.40ドル台半ばで越週した。週明けは金相場の下落に連れ安となるなか、30ドルの節目を割り込んだことで下げ足を速め29.60ドル台後半で推移している。
157.20円台前半でスタートした先週の為替相場は、米次期政権の関税政策をめぐる報道を背景にドル売りが先行し156.30円近辺に下落した後、米ISM非製造業景況指数の上振れなどを背景に米長期金利が上昇したことでドル高が進み158.30円台前半に上昇した。週央から週後半にかけてはFOMC議事要旨などを背景に利下げペースの鈍化が意識されたことで158.50円近辺までドルが上昇した。週末は良好な米雇用統計を受けてドルが続伸したものの、その後はポジション調整の動きから円高・ドル安に転じ、157.70ドル台後半で越週した。週明けも円高・ドル安基調が継続し、157.50円近辺で推移している。
略語注釈
ISM:全米供給管理協会
FOMC:米連邦公開市場委員会
2,640ドル台前半でスタートした先週の金相場は、米長期金利の上昇やドル高を嫌気した売りに押される場面も見られたが、中国人民銀行の金購入継続の動きを好感して堅調に推移し、2,650ドル台前半に上昇した。その後も米次期政権発足を前に不透明感が高まるなか、関税政策などへの警戒感からリスク回避の買いが入り、週後半には2,670ドル台半ばに上昇した。週末は良好な米雇用統計を受けて一時軟化するも、押し目買いの意欲は根強く2,700ドルを窺う水準まで上げ幅を拡大し、2,690ドル台前半で越週した。週明けは利下げペースが鈍化するとの見方から米長期金利の上昇やドル高が進んだことで売り優勢の展開となり、2,660ドル台後半で推移している。
29.60ドル台半ばでスタートした先週の銀相場は、値ごろ感から買いが入り30.20ドル台後半に上昇した後は、新規材料に乏しく30ドルを挟んで売り買いが交錯し、方向感に欠ける展開となった。週末は金相場の上昇に連れ高となり30.60ドル近辺まで上昇したが、引けにかけては上げ幅を縮小し、30.40ドル台半ばで越週した。週明けは金相場の下落に連れ安となるなか、30ドルの節目を割り込んだことで下げ足を速め29.60ドル台後半で推移している。
157.20円台前半でスタートした先週の為替相場は、米次期政権の関税政策をめぐる報道を背景にドル売りが先行し156.30円近辺に下落した後、米ISM非製造業景況指数の上振れなどを背景に米長期金利が上昇したことでドル高が進み158.30円台前半に上昇した。週央から週後半にかけてはFOMC議事要旨などを背景に利下げペースの鈍化が意識されたことで158.50円近辺までドルが上昇した。週末は良好な米雇用統計を受けてドルが続伸したものの、その後はポジション調整の動きから円高・ドル安に転じ、157.70ドル台後半で越週した。週明けも円高・ドル安基調が継続し、157.50円近辺で推移している。
略語注釈
ISM:全米供給管理協会
FOMC:米連邦公開市場委員会