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マーケット市況情報
2025年01月07日 16時00分
週報(2024/12/23~2025/1/3)2025年01月07日 16時00分
930ドル近辺でスタートした23日からのプラチナ相場は、欧米諸国がクリスマス休暇を前に市場参加者が少なくなるなか、米国で発表された各経済指標が軒並み市場予想を下回ったことによるドル安から940ドル近辺まで上昇する展開となった。その後、クリスマス休暇に伴う欧米市場の休場により目立った動きはなく940ドルを挟んでのレンジ相場が形成されたが、祝日明けは年末を前にしたポジション調整の売り圧力にさらされる展開となり920ドル台半ばで越週した。週明けは年を通して強気相場が形成された米国株の利食い売りにプラチナ相場も追随する展開となり905ドル近辺まで下落するも、安値拾いの買いから上昇し950ドル近辺で越週した。
2,620ドル近辺でスタートした23日からの金相場は、アジア時間こそ上昇したものの、欧米時間にはクリスマスを前にしたポジション調整の売りにより2,610ドル近辺まで反落すると、週後半までクリスマス休暇に伴う市場参加者の減少により2,620ドルを挟んで推移した。週末にかけては米国で発表された新規失業保険申請件数は市場予想を下回ったものの、継続受給者数はおよそ3年ぶりの高水準が示されたことで労働環境の冷え込みが意識されたためにドル安となり2,640ドル近辺まで上昇した。週末にかけては年末を前にしたポジション調整に上値を抑えられ2,620ドル近辺で越週した。週明け軟調に推移するも年があけると足元の上昇相場に対しての買いが旺盛となり2,660ドル近辺まで上昇したが、週末は利益確定の売りで2,640ドル台まで下落して越週した。
29.60ドル近辺でスタートした23日からの銀相場は、週初から独自材料がないことからも目立った動きはなく29.40ドル近辺から29.80ドル近辺のレンジ相場で推移した。週末にかけては米国で発表された労働関連の経済指標が市場予想を下回る内容が示されたことでドル安となったために29.90ドル近辺まで上昇したものの、引けにかけては金相場の下落に嫌気し29.40ドル近辺にて越週した。週明けは軟調地合いを引き継ぎ28.90ドル近辺まで下落するも、年明けは金相場の上昇に好感し29.60ドル近辺まで反発し越週した。
156.30円近辺でスタートした23日からの為替相場は、前週に米下院でのつなぎ予算が可決されたことを受けて米金利が上昇したことや、本邦の金融政策決定会合において追加利上げに対して慎重姿勢が示されたことが意識され157.20円近辺までドルが上昇する展開となった。その後はクリスマスを前にした市場参加者の減少に伴い目立った動きはなく、概ね157.50円を挟んでのレンジ相場が形成された。祝日明けは将来的な日米金利差再拡大への見方の広がりからドルが158.00円近辺まで上昇すると、週末まで同値近辺を推移し157.90円近辺で越週した。週明けは年末前の往来相場となり157.00円近辺を推移すると、年明けも本邦は市場参加者も少ないことで目立った動きはなく同値近辺を推移し157.20円近辺で越週した。
2,620ドル近辺でスタートした23日からの金相場は、アジア時間こそ上昇したものの、欧米時間にはクリスマスを前にしたポジション調整の売りにより2,610ドル近辺まで反落すると、週後半までクリスマス休暇に伴う市場参加者の減少により2,620ドルを挟んで推移した。週末にかけては米国で発表された新規失業保険申請件数は市場予想を下回ったものの、継続受給者数はおよそ3年ぶりの高水準が示されたことで労働環境の冷え込みが意識されたためにドル安となり2,640ドル近辺まで上昇した。週末にかけては年末を前にしたポジション調整に上値を抑えられ2,620ドル近辺で越週した。週明け軟調に推移するも年があけると足元の上昇相場に対しての買いが旺盛となり2,660ドル近辺まで上昇したが、週末は利益確定の売りで2,640ドル台まで下落して越週した。
29.60ドル近辺でスタートした23日からの銀相場は、週初から独自材料がないことからも目立った動きはなく29.40ドル近辺から29.80ドル近辺のレンジ相場で推移した。週末にかけては米国で発表された労働関連の経済指標が市場予想を下回る内容が示されたことでドル安となったために29.90ドル近辺まで上昇したものの、引けにかけては金相場の下落に嫌気し29.40ドル近辺にて越週した。週明けは軟調地合いを引き継ぎ28.90ドル近辺まで下落するも、年明けは金相場の上昇に好感し29.60ドル近辺まで反発し越週した。
156.30円近辺でスタートした23日からの為替相場は、前週に米下院でのつなぎ予算が可決されたことを受けて米金利が上昇したことや、本邦の金融政策決定会合において追加利上げに対して慎重姿勢が示されたことが意識され157.20円近辺までドルが上昇する展開となった。その後はクリスマスを前にした市場参加者の減少に伴い目立った動きはなく、概ね157.50円を挟んでのレンジ相場が形成された。祝日明けは将来的な日米金利差再拡大への見方の広がりからドルが158.00円近辺まで上昇すると、週末まで同値近辺を推移し157.90円近辺で越週した。週明けは年末前の往来相場となり157.00円近辺を推移すると、年明けも本邦は市場参加者も少ないことで目立った動きはなく同値近辺を推移し157.20円近辺で越週した。