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マーケット市況情報
2024年12月24日 14時00分
週報(12/16~12/20)2024年12月24日 14時00分
920ドル台半ばでスタートした先週のプラチナ相場は、900ドルの節目を意識して安値拾いの買いが入り940ドル台半ばに上昇した。週央のFOMCでは市場予想通り追加利下げが決定されたものの、メンバーの政策金利見通しで今後の利下げペース鈍化が示唆され、ドル高となったことから週後半にかけて910ドル台後半まで値を下げた。週末は米物価関連指標の鈍化に伴いドル安が進んだことや、金相場の上昇を好感した買いが入り930ドル台後半で越週した。
2,650ドル近辺でスタートした先週の金相場は、FOMCを前に様子見姿勢が広がるなか、米長期金利の上昇やドル高が重石となり2,650ドルを挟んで小動きとなった。週央のFOMCでは市場予想通り0.25%の追加利下げが決定されたが、今後の利下げについては慎重な姿勢が示され、利下げペース鈍化の思惑から米長期金利の上昇やドル高が進むと2,600ドルの節目を割り込み、一時2,580ドル台半ばまで下落した。週後半も米長期金利の高止まりやドル高に上値を抑えられ軟調に推移した後、週末は米PCE価格指数が市場予想を下回り、ドル安となったことから買い戻される展開となり2,620ドル台後半で越週した。
30.60ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、FOMCを前にポジション調整主体の値動きとなり30.60ドルを挟んで推移した後、週央のFOMCにおける米利下げペース鈍化の見通しを受けて金相場とともに下落し、30.00ドルの節目を割り込んだ。週後半には一時28.80ドル近辺まで値を崩した。週末はドル安などを背景に金相場が反発したこと眺めて安値から切り返し、29.50ドル近辺で越週した。
153.60円台半ばでスタートした先週の為替相場は、日銀の利上げ観測後退などを背景に154.10円台後半にドルが上昇したが、その後はFOMCを控えたポジション調整により、直近強含みとなっていたドルを売る動きが強まり153.20円台後半に下落した。週央のFOMCでは市場予想通り0.25%の追加利下げが決定されたものの、今後の利下げペース鈍化が示唆されたことでドルが買い戻される流れとなり、154.80円近辺に上昇した。週後半は米長期金利が高止まりするなかでドルは157.70円台半ばまで続伸したが、週末は米物価関連指標が市場予想を下回り、米長期金利が低下したことでドルは156.40円台半ばに下落して越週した。
略語注釈
FOMC:米連邦公開市場委員会
PCE:個人消費支出
2,650ドル近辺でスタートした先週の金相場は、FOMCを前に様子見姿勢が広がるなか、米長期金利の上昇やドル高が重石となり2,650ドルを挟んで小動きとなった。週央のFOMCでは市場予想通り0.25%の追加利下げが決定されたが、今後の利下げについては慎重な姿勢が示され、利下げペース鈍化の思惑から米長期金利の上昇やドル高が進むと2,600ドルの節目を割り込み、一時2,580ドル台半ばまで下落した。週後半も米長期金利の高止まりやドル高に上値を抑えられ軟調に推移した後、週末は米PCE価格指数が市場予想を下回り、ドル安となったことから買い戻される展開となり2,620ドル台後半で越週した。
30.60ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、FOMCを前にポジション調整主体の値動きとなり30.60ドルを挟んで推移した後、週央のFOMCにおける米利下げペース鈍化の見通しを受けて金相場とともに下落し、30.00ドルの節目を割り込んだ。週後半には一時28.80ドル近辺まで値を崩した。週末はドル安などを背景に金相場が反発したこと眺めて安値から切り返し、29.50ドル近辺で越週した。
153.60円台半ばでスタートした先週の為替相場は、日銀の利上げ観測後退などを背景に154.10円台後半にドルが上昇したが、その後はFOMCを控えたポジション調整により、直近強含みとなっていたドルを売る動きが強まり153.20円台後半に下落した。週央のFOMCでは市場予想通り0.25%の追加利下げが決定されたものの、今後の利下げペース鈍化が示唆されたことでドルが買い戻される流れとなり、154.80円近辺に上昇した。週後半は米長期金利が高止まりするなかでドルは157.70円台半ばまで続伸したが、週末は米物価関連指標が市場予想を下回り、米長期金利が低下したことでドルは156.40円台半ばに下落して越週した。
略語注釈
FOMC:米連邦公開市場委員会
PCE:個人消費支出