マーケット市況情報

2024年10月22日 16時00分

週報(10/14~10/18)2024年10月22日 16時00分

970ドル台半ばでスタートした先週のプラチナ相場は、前週末の上昇基調を引き継ぎ一時大台となる1,000ドルをつけた。しかし、続伸材料に乏しいことからすぐに利益確定の売りに上値を抑えられ980ドル近辺まで下落した。その後、週末にかけて金相場の上昇に牽引される展開となったことで再び1,000ドルをトライすると、一時1,010ドル近辺まで上昇すると、週末も米株価の上昇を好感し1,020ドル近辺で越週した。

2,640ドル台半ばでスタートした先週の金相場は、週を通して右肩上がりの展開となった。15日に発表された10月のNY連銀製造業景況指数が市場予想を大幅に下回る結果となり米長期債利回りも下落、一時2,680ドル近辺まで上昇した。その後も、史上最高値を目指す動きから上昇すると、中東情勢に加えアジア圏でも地政学的リスクを警戒した買いが相場を押し上げる展開となり2,690ドル台半ばまで推移した。週末も引き続き買いが買いを呼ぶ展開となり2,710ドル台半ばで越週した。

30.80ドル台後半でスタートした先週の銀相場は、落ち着いた展開で推移したものの、米経済指標が市場予想を大幅に下回ったことを背景とした金相場の値動きに追随し31.50ドル近辺まで上昇すると、金相場に対しての割安感も追い風となり16日には32.10ドル近辺まで続伸する流れとなった。その後、利益確定の売りに上値を抑えられ一時31.40ドル近辺まで下落するも、週末にかけては再び金相場の上昇を好感した上げから33.10ドル近辺で越週した。

149.05円近辺でスタートした先週の為替相場は、日米祝日休場に伴い薄商いの中、FRB高官の発言を材料に150円を試す動きを見せたが、週央には149.00円近辺まで反落した。その後、10月のNY連銀製造業景況指数が市場予想を大幅に下回ったものの、目立った動きはなく149.20円台半ばを推移した。週末にかけて再び円安基調となると、米9月小売売上高が市場予想を上回ったことで150.00円を突破、150.20円近辺まで上昇したが、週末の引けにかけては米9月住宅着工件数が市場予想を下回ったことで149.50円近辺まで下落し越週した。

略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
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