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マーケット市況情報
2024年10月16日 16時00分
週報(10/7~10/11)2024年10月16日 16時00分
990ドル台前半でスタートした先週のプラチナ相場は、金相場と同様にドル高などを背景とした売りに押され、週央にかけて940ドル台後半まで下落したものの、売り一巡後は安値拾いの買いが入り、970ドル台半ばまで値を戻した。週末は金相場の上昇や米株高を好感した買いにより、週初からの下げ幅を回復し990ドル近辺で越週した。
2,650ドル近辺でスタートした先週の金相場は、前週末の米雇用統計を受けて米大幅利下げに対する期待感が後退し、米長期金利の上昇やドル高が進んだことを嫌気した売りに押され、週央にかけて2,610ドル近辺まで下落した。週後半は米CPIが市場予想を上回ったことで売りが出たものの、押し目は買われる格好となり2,630ドル近辺に反発した。週末は対ユーロでのドル高が一服したことを受けて堅調に推移し、2,660ドル近辺まで上げ幅を拡大して越週した。
32.30ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、米大幅利下げ観測の後退に伴い金相場が軟化したことを受けて週初から売り優勢の展開が続き、30.20ドル近辺まで下落した。その後は手掛かり材料に乏しく方向感に欠ける値動きとなったものの、週後半から週末にかけては金相場の上昇を眺めて買い戻しの動きが広がり、31.60ドルに反発して越週した。
148.70円近辺でスタートした先週の為替相場は、本邦財務官による円安牽制発言などを背景に上値の重い展開となり、148.20円近辺に下落した。週央は9月のFOMC議事要旨を受けて次回会合での大幅利下げに対する期待が後退したことから149.30円台半ばまで上昇した。週後半は米CPIの上振れで一時149.50円台前半まで上昇したが、その後は米雇用関連指標が労働市場の減速を示す内容となったことから148.60円近辺まで下落した。週末はFRB高官の発言や前日の米CPIの結果を受けて米大幅利下げ観測が後退し、ドルを買い戻す動きが強まったことで149.10円台半ばまで上昇して越週した。
略語注釈
CPI:消費者物価指数
FOMC:米連邦公開市場委員会
FRB:米連邦準備制度理事会
2,650ドル近辺でスタートした先週の金相場は、前週末の米雇用統計を受けて米大幅利下げに対する期待感が後退し、米長期金利の上昇やドル高が進んだことを嫌気した売りに押され、週央にかけて2,610ドル近辺まで下落した。週後半は米CPIが市場予想を上回ったことで売りが出たものの、押し目は買われる格好となり2,630ドル近辺に反発した。週末は対ユーロでのドル高が一服したことを受けて堅調に推移し、2,660ドル近辺まで上げ幅を拡大して越週した。
32.30ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、米大幅利下げ観測の後退に伴い金相場が軟化したことを受けて週初から売り優勢の展開が続き、30.20ドル近辺まで下落した。その後は手掛かり材料に乏しく方向感に欠ける値動きとなったものの、週後半から週末にかけては金相場の上昇を眺めて買い戻しの動きが広がり、31.60ドルに反発して越週した。
148.70円近辺でスタートした先週の為替相場は、本邦財務官による円安牽制発言などを背景に上値の重い展開となり、148.20円近辺に下落した。週央は9月のFOMC議事要旨を受けて次回会合での大幅利下げに対する期待が後退したことから149.30円台半ばまで上昇した。週後半は米CPIの上振れで一時149.50円台前半まで上昇したが、その後は米雇用関連指標が労働市場の減速を示す内容となったことから148.60円近辺まで下落した。週末はFRB高官の発言や前日の米CPIの結果を受けて米大幅利下げ観測が後退し、ドルを買い戻す動きが強まったことで149.10円台半ばまで上昇して越週した。
略語注釈
CPI:消費者物価指数
FOMC:米連邦公開市場委員会
FRB:米連邦準備制度理事会