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マーケット市況情報
2024年10月01日 16時00分
週報(9/23~9/27)2024年10月01日 16時00分
970ドル台半ばでスタートした先週のプラチナ相場は、前週末の引けでの売りが引き継がれたことで軟調に推移するも、FRB各高官が追加利下げに対して前向きな姿勢を示す発言がされたことでドル安となり上昇すると、中国経済の景気刺激策に期待した買いが相場を押し上げ990ドル近辺まで上昇した。その後、一時利食い売りから反落するも、米株式市場が好調なことに起因し節目となる1,000ドルを突破すると、一時1,020ドル近辺まで続伸した。しかし、週末にかけては米国で発表された経済指標が好調だったことでドル高となり1,000ドル近辺まで下落したが、ドル安による買いが下支えし1,010ドル台半ばで越週した。
2,620ドル近辺でスタートした先週の金相場は、FRB高官から相次いで追加利下げを支持する発言がされるなか、米国で発表された消費者信頼感指数がおよそ3年ぶりの下げ幅となったことによるドル安から2,660ドル近辺まで上昇した。その後、売り買い交錯する展開から同値近辺を推移したが、週末にかけては投機筋の買いが相場を押し上げ2,680ドル近辺まで上昇した。週末には利食い売りが相場を押し下げ2,650ドル近辺で越週した。
31.10ドル台半ばでスタートした先週の銀相場は、週初こそ値を下げ30.50ドルを割り込んだものの、直ぐに買い戻され31.00ドルを回復した。24日には米国で発表された経済指標の結果を背景とした金相場の上昇を好感した買いから32.10ドル台半ばまで急伸した。その後は一時利食い売りにより反落したものの、週末まで32.00ドルを挟んでのレンジ相場が形成され31.60ドル近辺で越週した。
144.00円近辺でスタートした先週の為替相場は、本邦休日に伴い動意に乏しい展開で始まるも、FRB各高官が相次いで利下げへの姿勢を強く示したことが起因し143.00円台半ばまで下落した。その後、米消費者信頼感指数が市場予想を大きく下回ったことで142.80ドル台後半まで下落したものの、週末に行われる本邦総裁選を前にしたポジション調整の円売り・ドル買いによって押し上げられ145.00円を回復した。週後半には米国で発表された経済指標が市場予想を上回ったが、目立った動きはなく、27日に行われる本邦総裁選に対しての様子見ムードが広がった。注目されていた総裁選は当初高市氏優勢との報道を受けて146.40円台中盤まで上昇するも、石破氏が総裁に決まると一転して急激な円高となり142.20円台近辺で越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
2,620ドル近辺でスタートした先週の金相場は、FRB高官から相次いで追加利下げを支持する発言がされるなか、米国で発表された消費者信頼感指数がおよそ3年ぶりの下げ幅となったことによるドル安から2,660ドル近辺まで上昇した。その後、売り買い交錯する展開から同値近辺を推移したが、週末にかけては投機筋の買いが相場を押し上げ2,680ドル近辺まで上昇した。週末には利食い売りが相場を押し下げ2,650ドル近辺で越週した。
31.10ドル台半ばでスタートした先週の銀相場は、週初こそ値を下げ30.50ドルを割り込んだものの、直ぐに買い戻され31.00ドルを回復した。24日には米国で発表された経済指標の結果を背景とした金相場の上昇を好感した買いから32.10ドル台半ばまで急伸した。その後は一時利食い売りにより反落したものの、週末まで32.00ドルを挟んでのレンジ相場が形成され31.60ドル近辺で越週した。
144.00円近辺でスタートした先週の為替相場は、本邦休日に伴い動意に乏しい展開で始まるも、FRB各高官が相次いで利下げへの姿勢を強く示したことが起因し143.00円台半ばまで下落した。その後、米消費者信頼感指数が市場予想を大きく下回ったことで142.80ドル台後半まで下落したものの、週末に行われる本邦総裁選を前にしたポジション調整の円売り・ドル買いによって押し上げられ145.00円を回復した。週後半には米国で発表された経済指標が市場予想を上回ったが、目立った動きはなく、27日に行われる本邦総裁選に対しての様子見ムードが広がった。注目されていた総裁選は当初高市氏優勢との報道を受けて146.40円台中盤まで上昇するも、石破氏が総裁に決まると一転して急激な円高となり142.20円台近辺で越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会