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マーケット市況情報
2024年09月10日 16時00分
週報(9/2~9/6)2024年09月10日 16時00分
930ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、米国祝日により動意薄となった後、8月の米ISM製造業景気指数が前月比でわずかながら上昇したものの、市場予想を下回り、米株安が進んだことから900ドル近辺まで下落した。売り一巡後は安値拾いの買いや金相場の上昇を背景に、週初からの下落分を回復し930ドル台前半に値を戻したが、週末は米雇用統計発表後に軟調となり920ドル近辺で越週した。
2,500ドル近辺でスタートした先週の金相場は、米国祝日の中で小動きに終始した後、米ISM製造業景況指数が市場予想を下回り、米株式が急落したことで損失補填の売りが膨らみ、2,470ドル台半ばまで下落した。週央から週後半にかけて発表された米経済指標は強弱まちまちの内容となったが、労働市場の軟化を示唆する指標が材料視され、ドル安が進んだことから買いが入り2,520ドル台まで上昇した。週末は8月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を下回ったものの、失業率や平均時給の改善を背景にFRBの大幅利下げ観測が後退したことで売り優勢の展開となり、2,490ドル台半ばで越週した。
29.90ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、米国祝日により方向感に乏しく28.60ドル台半ばで推移した後、米株安を背景とした換金売りで金相場が下落したことに追随し、28.00ドル近辺まで下落した。週央から週後半にかけては米経済指標や金相場の動向を眺めて売り買いが交錯し、28.20ドルから28.80ドル近辺のレンジで推移したが、週末は米雇用統計発表後の金相場下落に連れ安となり27.80ドル台前半で越週した。
146.10円近辺でスタートした先週の為替相場は、米国祝日で薄商いの中を買いが先行し147.10円台前半に上昇した。その後は米労働市場の減速を示唆する経済指標が目立ったことからFRBの大幅利下げに対する期待感が強まり、週後半には143.00円近辺まで円高・ドル安に振れた。週末は8月の米雇用統計が強弱入り混じる結果となったことで売り買いが交錯した後、FRB高官が大幅利下げの可能性に言及し一時141.70円台半ばまで下落する場面も見られたが、引けにかけては反発し142.30円近辺で越週した。
略語注釈
ISM:全米供給管理協会
FRB:米連邦準備制度理事会
2,500ドル近辺でスタートした先週の金相場は、米国祝日の中で小動きに終始した後、米ISM製造業景況指数が市場予想を下回り、米株式が急落したことで損失補填の売りが膨らみ、2,470ドル台半ばまで下落した。週央から週後半にかけて発表された米経済指標は強弱まちまちの内容となったが、労働市場の軟化を示唆する指標が材料視され、ドル安が進んだことから買いが入り2,520ドル台まで上昇した。週末は8月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を下回ったものの、失業率や平均時給の改善を背景にFRBの大幅利下げ観測が後退したことで売り優勢の展開となり、2,490ドル台半ばで越週した。
29.90ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、米国祝日により方向感に乏しく28.60ドル台半ばで推移した後、米株安を背景とした換金売りで金相場が下落したことに追随し、28.00ドル近辺まで下落した。週央から週後半にかけては米経済指標や金相場の動向を眺めて売り買いが交錯し、28.20ドルから28.80ドル近辺のレンジで推移したが、週末は米雇用統計発表後の金相場下落に連れ安となり27.80ドル台前半で越週した。
146.10円近辺でスタートした先週の為替相場は、米国祝日で薄商いの中を買いが先行し147.10円台前半に上昇した。その後は米労働市場の減速を示唆する経済指標が目立ったことからFRBの大幅利下げに対する期待感が強まり、週後半には143.00円近辺まで円高・ドル安に振れた。週末は8月の米雇用統計が強弱入り混じる結果となったことで売り買いが交錯した後、FRB高官が大幅利下げの可能性に言及し一時141.70円台半ばまで下落する場面も見られたが、引けにかけては反発し142.30円近辺で越週した。
略語注釈
ISM:全米供給管理協会
FRB:米連邦準備制度理事会