- ホーム
- 貴金属価格情報
- マーケット市況情報一覧
- 週報(8/19~8/23)
マーケット市況情報
2024年08月27日 16時00分
週報(8/19~8/23)2024年08月27日 16時00分
950ドル台半ばでスタートした先週のプラチナ相場は、方向感に乏しく960ドルを挟んで売り買いが交錯した後、週央には根強い米利下げ期待を背景にドル安が進んだことを好感した買いが入り、970ドル台前半まで上昇した。週後半はジャクソンホール会議を控えてポジション調整主体の値動きとなる中、ドルが反発したことで売りが膨らみ、940ドル台前半まで値を崩した。週末は同会議でのパウエルFRB議長の発言を背景とした金相場の上昇やドル安を受けて買い戻され、960ドル台半ばで越週した。
2,500ドル近辺でスタートした先週の金相場は、米利下げ観測を背景に米長期金利の低下やドル安が進んだことから買いが入り、2,530ドル近辺まで上昇した。週央には前日までの上昇に対する反動から利益確定の売りに押される場面も見られたが、FRBが公表した7月のFOMC議事要旨がハト派的な内容であったことで下げ幅を縮小し、2,510ドル台後半で推移した。週後半はジャクソンホール会議を控えてポジション調整の売りが優勢となり2,480ドル近辺まで下落したものの、週末の同会議でパウエルFRB議長が9月利下げを強く示唆したことにより買い戻される格好となり、2,510ドル近辺で越週した。
28.90ドル台半ばでスタートした先週の銀相場は、金相場と同様にFRBによる利下げが近いとの思惑から堅調に推移し、週央には29.50ドル台後半まで上げ幅を拡大した。週後半はジャクソンホール会議を前に金相場が反落したことから29.00ドル台後半に下落したものの、週末の同会議におけるパウエルFRB議長の発言を受けて9月の利下げ着手がほぼ確実視される状況となったことで上昇に転じ、29.80ドル台半ばで越週した。
147.70円近辺でスタートした先週の為替相場は、米利下げ観測を背景に円高・ドル安基調となり146.60円近辺に下落した。週央は米雇用統計の年次改定で雇用者数が大幅に下方修正されたほか、7月末に開催されたFOMCの議事要旨で多く参加者が9月会合での利下げを支持していたことが明らかとなり、144.50円近辺まで円高・ドル安に振れた。週後半はジャクソンホール会議を前にポジション調整主体の値動きとなり、146.40円台半ばまでドルが買い戻されたものの、週末の同会議でパウエルFRB議長が9月利下げ開始を示唆したことから再びドル売りが優勢となり、144.40円近辺で越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
FOMC:米連邦公開市場委員会
2,500ドル近辺でスタートした先週の金相場は、米利下げ観測を背景に米長期金利の低下やドル安が進んだことから買いが入り、2,530ドル近辺まで上昇した。週央には前日までの上昇に対する反動から利益確定の売りに押される場面も見られたが、FRBが公表した7月のFOMC議事要旨がハト派的な内容であったことで下げ幅を縮小し、2,510ドル台後半で推移した。週後半はジャクソンホール会議を控えてポジション調整の売りが優勢となり2,480ドル近辺まで下落したものの、週末の同会議でパウエルFRB議長が9月利下げを強く示唆したことにより買い戻される格好となり、2,510ドル近辺で越週した。
28.90ドル台半ばでスタートした先週の銀相場は、金相場と同様にFRBによる利下げが近いとの思惑から堅調に推移し、週央には29.50ドル台後半まで上げ幅を拡大した。週後半はジャクソンホール会議を前に金相場が反落したことから29.00ドル台後半に下落したものの、週末の同会議におけるパウエルFRB議長の発言を受けて9月の利下げ着手がほぼ確実視される状況となったことで上昇に転じ、29.80ドル台半ばで越週した。
147.70円近辺でスタートした先週の為替相場は、米利下げ観測を背景に円高・ドル安基調となり146.60円近辺に下落した。週央は米雇用統計の年次改定で雇用者数が大幅に下方修正されたほか、7月末に開催されたFOMCの議事要旨で多く参加者が9月会合での利下げを支持していたことが明らかとなり、144.50円近辺まで円高・ドル安に振れた。週後半はジャクソンホール会議を前にポジション調整主体の値動きとなり、146.40円台半ばまでドルが買い戻されたものの、週末の同会議でパウエルFRB議長が9月利下げ開始を示唆したことから再びドル売りが優勢となり、144.40円近辺で越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
FOMC:米連邦公開市場委員会