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マーケット市況情報
2024年08月20日 16時00分
週報(8/12~8/16)2024年08月20日 16時00分
920ドル台半ばでスタートした先週のプラチナ相場は、前週末での引けにかけての下落を受けた買い戻しにより940ドル台まで上昇すると、週央まで14日以降に発表される米主要経済指標の結果を見極めたいとの思惑から同値近辺を推移した。米CPIが発表されると、概ね市場予想通りの結果だったものの、およそ3年ぶりの低水準だったことから9月の利下げが意識され920ドル台まで下落した。一方、週後半に発表された米小売売上高が市場予想を上回ると米国経済の底堅さが示されたほか、主要経済指標が出尽くしたことによる買い戻しから950ドル台まで上昇、週末も同値近辺を維持し950ドル台半ばで越週した。
2,420ドル台半ばでスタートした先週の金相場は、イランによるイスラエルへの報復報道や米10年債利回り低下に伴うドル安から2,480ドル近辺まで上昇すると、他貴金属相場と同様に様子見ムードが漂い2,460ドルから2,480ドル近辺のレンジ相場が形成された。その後、米CPIが発表されると、発表内容が低調ながらも概ね予想通りだったことで過度な警戒感が和らぎ2,440ドル近辺まで下落した。週後半にかけては、米小売売上高が発表されると市場予想を上回ったことで一時下落したものの、9月利下げへの見方が下支えするなかで、週末も米経済指標が市場予想を下回ったことで2,500ドル近辺まで急伸し越週した。
27.50ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、金相場の上昇に追随し28.00ドル近辺まで上昇すると、週後半まで売り買いが交錯する展開となり27.50ドル近辺から28.00ドル近辺を推移した。14日には一時27.00ドル近辺まで下落したものの、金相場の上昇を好感し28.50ドル近辺まで上昇すると、週末も堅調な流れを維持する展開となり28.80ドル台半ばで越週した。
146.50円近辺でスタートした先週の為替相場は、本邦の祝日休場に伴い市場参加者が限定的ななかで一時148.05円近辺まで上昇したものの、米長期債利回りが低下したことを受けて直ぐに上げ幅を削る展開となった。その後も本邦岸田首相が次期総裁選不出馬の旨の発表を受けて一時146.10円近辺まで下落したが、直ぐに切り返し147.20円近辺を回復した。7月の米CPIが発表されると、低調ながらも概ね予想通りの内容だったことから目立った動きはなかったものの、15日に発表された米小売売上高等が軒並み市場予想を上回ったために149.40円近辺まで急伸するも週末には急激な上昇に対する売りから反落し147.60円近辺で越週した。
略語注釈
CPI:消費者物価指数
2,420ドル台半ばでスタートした先週の金相場は、イランによるイスラエルへの報復報道や米10年債利回り低下に伴うドル安から2,480ドル近辺まで上昇すると、他貴金属相場と同様に様子見ムードが漂い2,460ドルから2,480ドル近辺のレンジ相場が形成された。その後、米CPIが発表されると、発表内容が低調ながらも概ね予想通りだったことで過度な警戒感が和らぎ2,440ドル近辺まで下落した。週後半にかけては、米小売売上高が発表されると市場予想を上回ったことで一時下落したものの、9月利下げへの見方が下支えするなかで、週末も米経済指標が市場予想を下回ったことで2,500ドル近辺まで急伸し越週した。
27.50ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、金相場の上昇に追随し28.00ドル近辺まで上昇すると、週後半まで売り買いが交錯する展開となり27.50ドル近辺から28.00ドル近辺を推移した。14日には一時27.00ドル近辺まで下落したものの、金相場の上昇を好感し28.50ドル近辺まで上昇すると、週末も堅調な流れを維持する展開となり28.80ドル台半ばで越週した。
146.50円近辺でスタートした先週の為替相場は、本邦の祝日休場に伴い市場参加者が限定的ななかで一時148.05円近辺まで上昇したものの、米長期債利回りが低下したことを受けて直ぐに上げ幅を削る展開となった。その後も本邦岸田首相が次期総裁選不出馬の旨の発表を受けて一時146.10円近辺まで下落したが、直ぐに切り返し147.20円近辺を回復した。7月の米CPIが発表されると、低調ながらも概ね予想通りの内容だったことから目立った動きはなかったものの、15日に発表された米小売売上高等が軒並み市場予想を上回ったために149.40円近辺まで急伸するも週末には急激な上昇に対する売りから反落し147.60円近辺で越週した。
略語注釈
CPI:消費者物価指数