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マーケット市況情報
2024年07月30日 16時00分
週報(7/22~7/26)2024年07月30日 16時00分
970ドル台前半でスタートした先週のプラチナ相場は、前週末からの軟調な流れを引き継ぎ940ドル台前半まで下落し、その後は手掛かり材料に乏しく950ドルを挟んでの推移となった。週央は米利下げ期待を背景としたドル安により960ドル台半ばまで値を戻したものの、買い一巡後は金相場の急落やドル高を嫌気した売りに押され930ドル近辺に下落した。週末は6月の米PCE価格指数がインフレ鈍化傾向を示し、ドル安となったことで買い戻され940ドル近辺で越週した。
2,410ドル近辺でスタートした先週の金相場は、ポジション調整の動きから一時2,380ドル台半ばまで下落したものの、売り一巡後は安値拾いの買いが入り2,400ドルを回復し、週央にかけて2,430ドル近辺まで上昇した。週後半は米株安等を背景に換金売りが広がったほか、4-6月期の米GDP速報値が市場予想を上回り、ドル高となったことを嫌気して2,350ドル台前半まで値を崩した。週末は6月の米PCE価格指数の結果を受けて米利下げ観測が強まり、ドル安が進んだことから2,380ドル近辺に反発して越週した。
29.40ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、金相場の動向を眺めて売り買いが交錯し、週央にかけて29.00ドルを挟んで方向感に乏しい展開となっていたが、週後半は金相場の急落を受けて売りが膨らみ、27.60ドル近辺まで下落した。週末は6月の米PCE価格指数発表後の米利下げ期待を背景としたドル安や金相場の反発を受けて買い戻され、27.90ドル近辺で越週した。
157.40円台半ばでスタートした先週の為替相場は、バイデン米大統領の大統領選撤退報道を受けてポジション調整主体の値動きとなり156円近辺までドルが下落した後、9月の米利下げや日銀の利上げ検討観測などを背景に円高・ドル安基調が続き、週後半には一時151.90円台半ばまで円高・ドル安に振れた。その後ドルは4-6月期の米GDP速報値が市場予想を上回ったことで154.70円近辺に反発したが、6月の米PCE価格指数を受けて米利下げ期待が強まり、153.80円近辺に下落して越週した。
略語注釈
PCE:個人消費支出
GDP:国内総生産
2,410ドル近辺でスタートした先週の金相場は、ポジション調整の動きから一時2,380ドル台半ばまで下落したものの、売り一巡後は安値拾いの買いが入り2,400ドルを回復し、週央にかけて2,430ドル近辺まで上昇した。週後半は米株安等を背景に換金売りが広がったほか、4-6月期の米GDP速報値が市場予想を上回り、ドル高となったことを嫌気して2,350ドル台前半まで値を崩した。週末は6月の米PCE価格指数の結果を受けて米利下げ観測が強まり、ドル安が進んだことから2,380ドル近辺に反発して越週した。
29.40ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、金相場の動向を眺めて売り買いが交錯し、週央にかけて29.00ドルを挟んで方向感に乏しい展開となっていたが、週後半は金相場の急落を受けて売りが膨らみ、27.60ドル近辺まで下落した。週末は6月の米PCE価格指数発表後の米利下げ期待を背景としたドル安や金相場の反発を受けて買い戻され、27.90ドル近辺で越週した。
157.40円台半ばでスタートした先週の為替相場は、バイデン米大統領の大統領選撤退報道を受けてポジション調整主体の値動きとなり156円近辺までドルが下落した後、9月の米利下げや日銀の利上げ検討観測などを背景に円高・ドル安基調が続き、週後半には一時151.90円台半ばまで円高・ドル安に振れた。その後ドルは4-6月期の米GDP速報値が市場予想を上回ったことで154.70円近辺に反発したが、6月の米PCE価格指数を受けて米利下げ期待が強まり、153.80円近辺に下落して越週した。
略語注釈
PCE:個人消費支出
GDP:国内総生産