マーケット市況情報

2024年07月23日 17時00分

週報(7/15~7/19)2024年07月23日 17時00分

990ドル台中盤でスタートした先週のプラチナ相場は、6月米小売売上高等が市場予想を上回ったことで米長期債利回りが上昇し、ドル買いが進んだことで一時980ドル近辺まで下落するも、安値拾いの買いから反発し1,000ドルを回復した。その後、ドル安から一時1,030ドル近辺まで上昇するも、下支え材料に乏しいことからすぐに1,000ドルまで値を戻した。週末にかけては投機筋の売りが相場を切り崩す展開となり960ドル近辺まで下落すると、週末は安値拾いの買いが相場を下支えし960ドル台後半で越週した。

2,410ドル近辺でスタートした先週の金相場は、前週末に発生したトランプ前大統領への襲撃事件を背景とした米国政治の先行き不安から上昇して始まると、週央にかけても米国での9月の利下げ実現への見方の高まりが追い風となり2,480ドル近辺まで続伸する展開を見せた。その後、襲撃事件への報道が消化されると一転して上げ幅を削り、再び週初水準まで値を下げ2,420ドル近辺まで下落すると、週末も続落し2,400ドル近辺で越週した。

30.70ドル台半ばでスタートした先週の銀相場は、週央まで動意の乏しい展開となったことでレンジ相場を形成し31.00ドルを挟んで推移すると、週後半にかけては金相場の下落を嫌気した売りに押され下値を切り下げる展開となった。その後、節目となる30.00ドルを割り込むと、手じまい売りも加速し週末には29.10ドル近辺で越週した。

157.90円台後半でスタートした先週の為替相場は、日本が祝日休場に伴い薄商いとなったものの、祝日明けは米6月小売売上高等が市場予想を上回ったことで一時158.80円近辺までドルが上昇した。その後次期大統領候補者のトランプ氏がドル高に対して懸念を示したことでドルは156.50円近辺まで急落する展開を見せた。週後半もドル売り地合いが継続し155.50円近辺まで続落するも、売り一巡後は反発し157円を回復すると、週末も同値近辺を維持し157.50円近辺で越週した。

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