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マーケット市況情報
2024年07月17日 17時00分
週報(7/8~7/12)2024年07月17日 17時00分
1,020ドル台半ばでスタートした先週のプラチナ相場は、利益確定の売りに押され1,000ドルを割り込んだ後、パウエルFRB議長の議会証言を受けたドル高により下げ幅を拡大し、週央にかけて980ドル台半ばまで下落した。週後半は米CPI発表後のドル安を好感した買いが入り、1,010ドル近辺に値を戻した。週末は1,000ドルを挟んで小幅な値動きにとどまり1,000ドル台半ばで越週した。
2,390ドル近辺でスタートした先週の金相場は、前週末の上昇に対する利益確定の売りに加え、中国が5月に続き6月も金保有の積み増しを控えたとの報道から下げ幅を拡大し、2,350ドル台半ばに下落した。その後、パウエルFRB議長が議会証言で利下げに慎重な姿勢を示したことで上値を抑えられる場面も見られたが、押し目買いが入り2,380ドル台前半まで値を戻した。週後半は6月の米CPIの下振れでFRBが9月にも利下げに踏み切るとの期待感が高まり、米長期金利の低下やドル安が進んだことを受けて2,420ドル近辺まで急伸した。週末は利益確定の売りに押され2,410ドル台後半で越週した。
31.20ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、金相場の下落に連れ安となり30.60ドル近辺に下落した後、売り買いが交錯する展開となり30.60ドルから31.10ドル近辺のレンジで推移した。週後半は米CPI発表後のドル安を受けて金相場が急伸したことに追随し、31.60ドル台後半まで上げ幅を拡大した。週末は前日の上昇に対する反動から利益確定の売りが膨らみ、30.90ドル台半ばに下落して越週した。
160.70円台半ばでスタートした先週の為替相場は、パウエルFRB議長による議会証言が予想ほどハト派的ではなかったとの見方からドル買いが進み、週央にかけて161.80円近辺まで上昇した。週後半は6月の米CPIが市場予想を下回り、米利下げ観測が強まったことでドルが下落すると、本邦当局の介入とみられるドル売りの動きも加わり、一時157.40円近辺まで円高・ドル安に振れた。週末は159.30円台半ばまで押し戻されたものの、引けにかけては再びドル売りが優勢となり157.90円近辺で越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
CPI:消費者物価指数
2,390ドル近辺でスタートした先週の金相場は、前週末の上昇に対する利益確定の売りに加え、中国が5月に続き6月も金保有の積み増しを控えたとの報道から下げ幅を拡大し、2,350ドル台半ばに下落した。その後、パウエルFRB議長が議会証言で利下げに慎重な姿勢を示したことで上値を抑えられる場面も見られたが、押し目買いが入り2,380ドル台前半まで値を戻した。週後半は6月の米CPIの下振れでFRBが9月にも利下げに踏み切るとの期待感が高まり、米長期金利の低下やドル安が進んだことを受けて2,420ドル近辺まで急伸した。週末は利益確定の売りに押され2,410ドル台後半で越週した。
31.20ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、金相場の下落に連れ安となり30.60ドル近辺に下落した後、売り買いが交錯する展開となり30.60ドルから31.10ドル近辺のレンジで推移した。週後半は米CPI発表後のドル安を受けて金相場が急伸したことに追随し、31.60ドル台後半まで上げ幅を拡大した。週末は前日の上昇に対する反動から利益確定の売りが膨らみ、30.90ドル台半ばに下落して越週した。
160.70円台半ばでスタートした先週の為替相場は、パウエルFRB議長による議会証言が予想ほどハト派的ではなかったとの見方からドル買いが進み、週央にかけて161.80円近辺まで上昇した。週後半は6月の米CPIが市場予想を下回り、米利下げ観測が強まったことでドルが下落すると、本邦当局の介入とみられるドル売りの動きも加わり、一時157.40円近辺まで円高・ドル安に振れた。週末は159.30円台半ばまで押し戻されたものの、引けにかけては再びドル売りが優勢となり157.90円近辺で越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
CPI:消費者物価指数