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マーケット市況情報
2024年07月09日 17時00分
週報(7/1~7/5)2024年07月09日 17時00分
990ドル台半ばでスタートした先週のプラチナ相場は、前週末の下落を引き継ぐ展開となり軟調に推移すると、米国で発表された各経済指標が軒並み低調だった事が重石となり一時970ドル台半ばまで続落したが、米国株価が堅調に推移したことを受けて1,000ドルを回復した。週央には週末に発表される米雇用統計の前哨戦となる米ADP雇用者数が市場予想を下回る結果が出たことでドル安となり堅調に推移するも、米経済指標が強弱入り混じる内容だったために1,000ドルを挟んだレンジ相場に留まり週末を迎えた。注目されていた米雇用統計が発表されると、市場予想を上回ったものの前月の数値が下方修正されたことが材料視されたためにドル安となり1,030ドル台後半で越週した。
2,330ドル近辺でスタートした先週の金相場は、4日の米国での祝日休場や週末に発表される米雇用統計を控えて小幅な値動きにとどまり2,330ドルを挟んでのレンジ相場となった。4日の米祝日を前に市場参加者が乏しい中、投機筋の買いが相場を押し上げたことに加え、米国で発表された経済指標が市場予想を下回ったために2,360ドル近辺まで上昇した。週末は米雇用統計の結果を前に様子見ムードが漂い発表後は市場予想を上回ったことで一時下落したものの、前月発表数値が下方修正されたことが意識され2,390ドル台半ばで越週した。
29.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週央まで目立った動きはなく29.00ドルから29.50ドル近辺のレンジ相場で推移するも、市場予想を下回った米経済指標の結果を材料とした米長期金利の下落を背景とした金相場の上昇に追随する展開となり30.50ドル近辺まで上昇した。金相場と同様に週末に発表される米雇用統計の結果を前に再び様子見ムードが広がると、発表後は金相場の上昇につれ高となり31.40ドル台半ばで越週した。
160.80円近辺でスタートした先週の為替相場は、本邦当局の介入に警戒感が燻りつつもじり高が続き、週央には約38年ぶりの水準となる162.00円近辺まで一時上昇した。米国で発表された経済指標が市場予想を下回ったことで一時161.00円を割り込んだものの、直ぐに161.60円近辺まで反発した。4日は米国市場が祝日休場だったが、週末に発表される米雇用統計の結果を前にしたポジション調整の売りから軟調に推移すると、同指標発表後は市場予想を上回ったものの、前月発表数値が下方修正されたことが材料視され160.80円近辺まで下落し越週した。
略語注釈
ADP:オートマティック・データ・プロセッシング社
2,330ドル近辺でスタートした先週の金相場は、4日の米国での祝日休場や週末に発表される米雇用統計を控えて小幅な値動きにとどまり2,330ドルを挟んでのレンジ相場となった。4日の米祝日を前に市場参加者が乏しい中、投機筋の買いが相場を押し上げたことに加え、米国で発表された経済指標が市場予想を下回ったために2,360ドル近辺まで上昇した。週末は米雇用統計の結果を前に様子見ムードが漂い発表後は市場予想を上回ったことで一時下落したものの、前月発表数値が下方修正されたことが意識され2,390ドル台半ばで越週した。
29.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週央まで目立った動きはなく29.00ドルから29.50ドル近辺のレンジ相場で推移するも、市場予想を下回った米経済指標の結果を材料とした米長期金利の下落を背景とした金相場の上昇に追随する展開となり30.50ドル近辺まで上昇した。金相場と同様に週末に発表される米雇用統計の結果を前に再び様子見ムードが広がると、発表後は金相場の上昇につれ高となり31.40ドル台半ばで越週した。
160.80円近辺でスタートした先週の為替相場は、本邦当局の介入に警戒感が燻りつつもじり高が続き、週央には約38年ぶりの水準となる162.00円近辺まで一時上昇した。米国で発表された経済指標が市場予想を下回ったことで一時161.00円を割り込んだものの、直ぐに161.60円近辺まで反発した。4日は米国市場が祝日休場だったが、週末に発表される米雇用統計の結果を前にしたポジション調整の売りから軟調に推移すると、同指標発表後は市場予想を上回ったものの、前月発表数値が下方修正されたことが材料視され160.80円近辺まで下落し越週した。
略語注釈
ADP:オートマティック・データ・プロセッシング社