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マーケット市況情報
2024年06月25日 17時00分
週報(6/17~6/21)2024年06月25日 17時00分
960ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週初こそ軟調に推移するも直近最安値に対しての買いから反発すると米株式市場が最高値を更新したことを背景に980ドル近辺まで上昇した。その後、一時利益確定の売りにより値を下げたものの、引き続き好調な米株式市場の上昇を材料に980ドルを回復すると、同値水準を維持する展開となった。週末に発表された米経済指標が軒並み好調だったことで米国経済の底堅さが意識され1,000ドル近辺まで上昇し越週した。
2,330ドル近辺でスタートした先週の金相場は、週後半まで動意に乏しい展開から目立った動きはなく2,320ドルを挟んだ往来相場が形成されたが、20日に発表された米フィラデルフィア連銀景況指数が市場予想を大きく下回ったことを材料としたドル安から急伸し一時2,360ドル台半ばまで上昇した。その後、利益確定の売りにより反落する中、週末に発表された米経済指標が軒並み市場予想を上回ると、米長期債利回りの上昇も金相場には逆風となり2,320ドル近辺まで急落し越週した。
29.50ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、金相場と同様に週後半まで目立った動きはなく29.50ドルを挟んだレンジ相場で推移した。週後半に入ると中国経済の先行き不透明感の高まりを背景とした貴金属相場への資金流入を受けて金相場の上昇につられる展開となり上昇すると、米国で発表された経済指標が市場予想を下回ったことから急伸し30.70ドル近辺まで値を伸ばした。週末には市場予想を上回る米経済指標の結果を背景とした金相場の下落を嫌気し29.60ドル近辺で越週した。
157.30円近辺でスタートした先週の為替相場は、米6月ニューヨーク連銀製造業景気指数が市場予想を上回ったことで上昇を始めると、日米金利差を意識した円安から週後半まで右肩上がりの展開となった。その後、米国で発表された経済指標が市場予想を下回ったことで、一時下落したものの、FRB高官が会見で将来的な利下げに対して消極的な姿勢を示したことが材料視され米金利が上昇、およそ1カ月ぶりとなる158.50円近辺まで上昇した。週末にかけても上昇が継続する中、米国が本邦の為替介入を警戒している旨の発言を背景に続伸し159.00円をつけると、週末に発表された米経済指標が米国経済の底堅さを示す内容だったことで続伸し159.80円台半ばで越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
2,330ドル近辺でスタートした先週の金相場は、週後半まで動意に乏しい展開から目立った動きはなく2,320ドルを挟んだ往来相場が形成されたが、20日に発表された米フィラデルフィア連銀景況指数が市場予想を大きく下回ったことを材料としたドル安から急伸し一時2,360ドル台半ばまで上昇した。その後、利益確定の売りにより反落する中、週末に発表された米経済指標が軒並み市場予想を上回ると、米長期債利回りの上昇も金相場には逆風となり2,320ドル近辺まで急落し越週した。
29.50ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、金相場と同様に週後半まで目立った動きはなく29.50ドルを挟んだレンジ相場で推移した。週後半に入ると中国経済の先行き不透明感の高まりを背景とした貴金属相場への資金流入を受けて金相場の上昇につられる展開となり上昇すると、米国で発表された経済指標が市場予想を下回ったことから急伸し30.70ドル近辺まで値を伸ばした。週末には市場予想を上回る米経済指標の結果を背景とした金相場の下落を嫌気し29.60ドル近辺で越週した。
157.30円近辺でスタートした先週の為替相場は、米6月ニューヨーク連銀製造業景気指数が市場予想を上回ったことで上昇を始めると、日米金利差を意識した円安から週後半まで右肩上がりの展開となった。その後、米国で発表された経済指標が市場予想を下回ったことで、一時下落したものの、FRB高官が会見で将来的な利下げに対して消極的な姿勢を示したことが材料視され米金利が上昇、およそ1カ月ぶりとなる158.50円近辺まで上昇した。週末にかけても上昇が継続する中、米国が本邦の為替介入を警戒している旨の発言を背景に続伸し159.00円をつけると、週末に発表された米経済指標が米国経済の底堅さを示す内容だったことで続伸し159.80円台半ばで越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会