マーケット市況情報

2024年05月14日 17時00分

週報(5/6~5/10)2024年05月14日 17時00分

950ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週初米長期債利回りの下落に伴うドル安から堅調に推移すると金相場の上昇に対する出遅れ感からの買いが相場を押し上げ980ドル近辺まで上昇した。その後、960ドル台半ばまで反落する場面が見られたものの、米国で発表された経済指標が市場予想に対してマイナスな内容だったため、ドル安から堅調に推移し990ドル近辺まで上昇した。週末も続伸し1,005ドル近辺で越週した。

2,300ドル近辺でスタートした先週の金相場は、週初英国市場が祝日休場だったこともあり市場参加者が少ないながらも、前週末に発表された米雇用統計の結果を材料視した買いが相場を押し上げる展開となり2,330ドル近辺まで上昇すると、週後半まで目立った材料もなく2,320ドルを挟んだレンジ相場となった。その後、週後半に発表された米新規失業保険申請件数が市場予想を上回る結果だったことを背景に、労働市場の冷え込み懸念が材料視され2,350ドル近辺まで上昇すると週末も上げ幅を拡大し2,370ドル近辺で越週した。

26.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初独自材料が乏しい中で、前週末に発表された米雇用統計の結果を材料視した金相場の上昇に追随し27.50ドル近辺まで上昇した。その後は27.00ドルから27.50ドル近辺のレンジ相場が形成されたものの、週後半には米雇用関連の指標結果を背景としたドル安を材料に週末まで上げ幅を拡大し28.80ドル近辺まで上昇した。引けにかけては反落し28.30ドル近辺で越週した。

153.00円近辺でスタートした先週の為替相場は、本邦祝日休場につき市場参加者が限定的だったなかでも米長期金利の低下を足掛かりに154.00円近辺まで円安に推移した。祝日明けは日銀総裁の発言に警戒が集まるも踏み込んだ発言がなく概ね予想通りの内容だったことと、米地区連銀総裁の発言も後押され155.50円近辺まで円安に進行した。その後も156.00円近辺まで続伸したものの、米国で発表された新規失業保険申請件数が市場予想を上回ったことで155.50円近辺まで反落すると、週末まで目立った動きはなく155.80円近辺で越週した。
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