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マーケット市況情報
2024年04月23日 17時00分
週報(4/15~4/19)2024年04月23日 17時00分
先週のプラチナ相場は、週を通して右肩下がりの展開となった。980ドル近辺でスタートすると、米3月小売売上高が市場予想を上回ったことでドルが買い進まれ軟調に推移すると、週央にかけても欧州圏での利下げ期待感が意識されたために対ユーロでドル高となり960ドル近辺まで値を下げた。その後も米地区連銀総裁が会見で、現在のインフレ率をけん制する発言がされたたことで利下げ開始時期が後退するとの見方が強まり、940ドル近辺まで続落した。そして、週末には金相場の上昇に追随し950ドル近辺まで上昇すると、引けにかけては利食い売りから反落し940ドル近辺で越週した。
2,340ドル台半ばでスタートした先週の金相場は、週初米3月小売売上高の結果を受けたドル高から一時2,330ドル近辺まで値を落とすも、中東情勢での地政学的リスクの高まりから急反発し2,390ドル台半ばに上昇した。週央から週後半にかけては利益確定の売りに加え、パウエルFRB議長による米利下げ先送り示唆の発言を受けて、2,360ドル近辺まで下落した。週末はアジア時間に中東情勢の緊張感の高まりを背景に一時2,420ドル近辺まで急騰するも、その後は落ち着きを取り戻し2,370ドル台前半に下落した。引けにかけては中東情勢の先行き不透明感が再び意識され、2,400ドル近辺で越週した。
28.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、中東情勢の緊迫化で金相場が上昇したことに連れ高となり、29.00ドル近辺まで上昇した。買い一巡後は利益確定の売りに押され、28.00ドル近辺に下落したが、週央には押し目買いが入り、28.80ドル近辺に上昇した。その後は米利下げ先送り観測によりドル高が進んだことで上値が重くなり、28.10ドル台半ばに下落した。週末は中東情勢の緊迫化を背景とした金相場の急騰を眺めた買いが入り、28.70ドル台半ばに上昇して越週した。
153.00円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初米3月小売売上高が市場予想を上回ったことや、前月の数値も上方修正されたために米金利が上昇し、154.00円を目指す展開となった。週央にかけてもFRB各高官が相次いでタカ派姿勢を示したことで、約34年ぶりに154.80円近辺までドル高が進行した。その後も同水準を意識した展開で週末を迎えるも、19日のアジア時間にイスラエルがイランの空港を攻撃したとの報道を材料に153.50円近辺まで円高に推移した。しかし、イラン側が攻撃を否定したことで再びドルが回復し、154.70円近辺で越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
2,340ドル台半ばでスタートした先週の金相場は、週初米3月小売売上高の結果を受けたドル高から一時2,330ドル近辺まで値を落とすも、中東情勢での地政学的リスクの高まりから急反発し2,390ドル台半ばに上昇した。週央から週後半にかけては利益確定の売りに加え、パウエルFRB議長による米利下げ先送り示唆の発言を受けて、2,360ドル近辺まで下落した。週末はアジア時間に中東情勢の緊張感の高まりを背景に一時2,420ドル近辺まで急騰するも、その後は落ち着きを取り戻し2,370ドル台前半に下落した。引けにかけては中東情勢の先行き不透明感が再び意識され、2,400ドル近辺で越週した。
28.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、中東情勢の緊迫化で金相場が上昇したことに連れ高となり、29.00ドル近辺まで上昇した。買い一巡後は利益確定の売りに押され、28.00ドル近辺に下落したが、週央には押し目買いが入り、28.80ドル近辺に上昇した。その後は米利下げ先送り観測によりドル高が進んだことで上値が重くなり、28.10ドル台半ばに下落した。週末は中東情勢の緊迫化を背景とした金相場の急騰を眺めた買いが入り、28.70ドル台半ばに上昇して越週した。
153.00円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初米3月小売売上高が市場予想を上回ったことや、前月の数値も上方修正されたために米金利が上昇し、154.00円を目指す展開となった。週央にかけてもFRB各高官が相次いでタカ派姿勢を示したことで、約34年ぶりに154.80円近辺までドル高が進行した。その後も同水準を意識した展開で週末を迎えるも、19日のアジア時間にイスラエルがイランの空港を攻撃したとの報道を材料に153.50円近辺まで円高に推移した。しかし、イラン側が攻撃を否定したことで再びドルが回復し、154.70円近辺で越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会