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マーケット市況情報
2024年04月02日 16時00分
週報(3/25~3/29)2024年04月02日 16時00分
900ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、目立った経済指標がなかったものの、月末を前にしたポジション調整の買いから910ドル台半ばまで上昇した。しかしFRB理事から利下げに対してけん制発言がされたことでドル高となり反落した。その後、売り買いが交錯したものの、週後半には週末の連休中に発表されるPCEデフレータの発表を前にしたポジション調整やドル高から一時890ドル近辺まで下落するも、安値拾いの買いからすぐに値を戻し900ドルを回復した。週末にかけては、米国で発表された経済指標が市場予想を下回ったことでドル安となり910ドル近辺まで上昇すると、欧米圏がイースター休暇に伴い祝日休場となったことで値動きも限定的となり910ドル台半ばで越週した。
2,160ドル台半ばでスタートした先週の金相場は、年央の米利下げ期待を背景にドル安が先行したことで、2,200ドル近辺まで上昇した。その後は米2月耐久財受注が市場予想を上回ったことで、一時2,170ドル台半ばに下落した。週後半にかけてはイースター休暇を前に流動性が低下する中で、アジア圏を中心とした需要が相場を押し上げ2,250ドル近辺まで上昇し越週した。
24.70ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、金相場の上昇を好感した買いが入り24.90ドル近辺に上昇した。週央にかけては良好な米経済指標を背景としたドル高が重石となり、24.40ドル台近辺まで下落したが、その後はイースター休暇を控えた中でのポジション調整や金相場の上昇を手掛かりとした買いが相場を押し上げ、25.50ドル近辺まで上昇して越週した。
151.40円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初米金利の上昇に対して本邦財務官の円安けん制発言が交錯し同値近辺を推移したが、米2月耐久財受注が発表されると、市場予想を上回ったことで米金利が上昇し、151.60円近辺まで円安が進行した。その後も円安に対して為替介入への警戒感が和らぐと、ドルはおよそ34年ぶりとなる151.90円台後半まで上昇したが、日銀が金融庁・財務省と会合を開くとの報道が出ると、151.00円近辺まで急落した。週後半にかけてはFRB理事が米金利に対して強気姿勢を示したことで151.40円近辺までドルが上昇すると、週末にはイースター休暇を前にした市場参加者の減少からも目立った動きはなく151.60円近辺を推移し越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
PCE:個人消費支出
2,160ドル台半ばでスタートした先週の金相場は、年央の米利下げ期待を背景にドル安が先行したことで、2,200ドル近辺まで上昇した。その後は米2月耐久財受注が市場予想を上回ったことで、一時2,170ドル台半ばに下落した。週後半にかけてはイースター休暇を前に流動性が低下する中で、アジア圏を中心とした需要が相場を押し上げ2,250ドル近辺まで上昇し越週した。
24.70ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、金相場の上昇を好感した買いが入り24.90ドル近辺に上昇した。週央にかけては良好な米経済指標を背景としたドル高が重石となり、24.40ドル台近辺まで下落したが、その後はイースター休暇を控えた中でのポジション調整や金相場の上昇を手掛かりとした買いが相場を押し上げ、25.50ドル近辺まで上昇して越週した。
151.40円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初米金利の上昇に対して本邦財務官の円安けん制発言が交錯し同値近辺を推移したが、米2月耐久財受注が発表されると、市場予想を上回ったことで米金利が上昇し、151.60円近辺まで円安が進行した。その後も円安に対して為替介入への警戒感が和らぐと、ドルはおよそ34年ぶりとなる151.90円台後半まで上昇したが、日銀が金融庁・財務省と会合を開くとの報道が出ると、151.00円近辺まで急落した。週後半にかけてはFRB理事が米金利に対して強気姿勢を示したことで151.40円近辺までドルが上昇すると、週末にはイースター休暇を前にした市場参加者の減少からも目立った動きはなく151.60円近辺を推移し越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
PCE:個人消費支出