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マーケット市況情報
2024年03月19日 18時00分
週報(3/11~3/15)2024年03月19日 18時00分
910ドル台半ばでスタートした先週のプラチナ相場は週初、2月米CPIの結果を前にしたポジション調整の買いにより940ドル近辺まで上昇するも、注目されていた同指標が概ね市場予想を上回る内容だったことが材料視され米早期利下げ観測が後退し、ドルも買い進まれる展開となり一時910ドル台半ばまで下落した。その後、安値拾いの買いから週初水準となる940ドルを回復するも、週後半には再び2月米PPIの結果を受けて下値を探る展開となった。週末には一時950ドル台半ばまで上昇したものの引けにかけては反落し、940ドル台半ばにて越週した。
2,180ドル近辺でスタートした先週の金相場は週初、2月米CPIの発表を控えて様子見ムードが広がり動意薄となったが、同指標発表後は概ね市場予想を上回ったことが材料視され早期利下げ観測が後退し、ドル高も進んだために2,150ドル近辺まで下落した。その後、週央には安値拾いの買いが散見されたことで2,180ドルを回復したが週後半に米PPIが発表されると、本指標も市場予想を上回ったことで再び売り優勢の展開となり2,160ドル近辺まで下落して越週した。
24.30ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、2月米CPIの発表を前に小幅な値動きにとどまったが、同指標発表後は市場予想を上回ったことで米早期利下げ観測が後退、金相場の下落に連れ安となり24.10ドル近辺まで下落した。週央は金相場の上昇につられ25.20ドル近辺まで上昇する展開を見せた。しかし週後半に発表された2月米PPIも市場予想を上回ったことを材料視した金相場の下落に連れ安となり24.70ドル台に下落した。売り一巡後は25.40ドル台後半まで上昇する場面も見られたが、金相場の下落に上値を抑えられ25.20ドル近辺で越週した。
147.05円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初日銀の金融政策修正への見方が強まる中、2月米CPIが発表されると市場予想を上回る結果となったことが材料視されドル買いが進み、148.00円近辺まで円安が進行した。その後も週後半に発表される2月米PPIの結果を見定めたいとの思惑からレンジ相場を形成すると、発表後は市場予想を上回ったことを背景に148.50円近辺まで円安ドル高に推移した。週末も前日の米PPIの結果を背景としたドル買いにより、149.10円近辺に続伸して越週した。
略語注釈
CPI: 消費者物価指数
PPI: 生産者物価指数
2,180ドル近辺でスタートした先週の金相場は週初、2月米CPIの発表を控えて様子見ムードが広がり動意薄となったが、同指標発表後は概ね市場予想を上回ったことが材料視され早期利下げ観測が後退し、ドル高も進んだために2,150ドル近辺まで下落した。その後、週央には安値拾いの買いが散見されたことで2,180ドルを回復したが週後半に米PPIが発表されると、本指標も市場予想を上回ったことで再び売り優勢の展開となり2,160ドル近辺まで下落して越週した。
24.30ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、2月米CPIの発表を前に小幅な値動きにとどまったが、同指標発表後は市場予想を上回ったことで米早期利下げ観測が後退、金相場の下落に連れ安となり24.10ドル近辺まで下落した。週央は金相場の上昇につられ25.20ドル近辺まで上昇する展開を見せた。しかし週後半に発表された2月米PPIも市場予想を上回ったことを材料視した金相場の下落に連れ安となり24.70ドル台に下落した。売り一巡後は25.40ドル台後半まで上昇する場面も見られたが、金相場の下落に上値を抑えられ25.20ドル近辺で越週した。
147.05円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初日銀の金融政策修正への見方が強まる中、2月米CPIが発表されると市場予想を上回る結果となったことが材料視されドル買いが進み、148.00円近辺まで円安が進行した。その後も週後半に発表される2月米PPIの結果を見定めたいとの思惑からレンジ相場を形成すると、発表後は市場予想を上回ったことを背景に148.50円近辺まで円安ドル高に推移した。週末も前日の米PPIの結果を背景としたドル買いにより、149.10円近辺に続伸して越週した。
略語注釈
CPI: 消費者物価指数
PPI: 生産者物価指数