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マーケット市況情報
2024年02月20日 18時00分
週報(2/12~2/16)2024年02月20日 18時00分
880ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週初13日に発表される米CPIの結果を見定めたいとの思惑から様子見ムードが漂うも、安値拾いの買いから900ドルを目指す展開となった。13日に一時900ドルを突破したものの、注目されていた指標が市場予想を大幅に上回る内容だったことで、直近での利下げムードに冷や水を浴びせられる形となり870ドル近辺まで急落した。その後米地区連銀総裁が利下げに関して肯定的な発言を行ったことで再び900ドルまで反発すると、週末も続伸し910ドル台半ばで越週した。
2,020ドル台半ばでスタートした先週の金相場は、週初米CPIの発表を控えて様子見ムードが広がる中、ポジション調整の売りに押され2,010ドル台まで下落した。その後発表された同指標が市場予想を上回る結果となり、米長期金利の上昇やドル高が進んだことで売りが膨らみ、週央にかけては1,980ドル台半ばまで下落した。週後半は米小売売上高が市場予想を下回り、ドルが弱含みとなったことで買い戻しの動きが強まり2,000ドル台を回復した。週末も買い優勢の展開が続き、2,010ドル台まで上昇して越週した。
22.60ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初買いが先行し23.00ドル近辺まで上昇したものの、米CPIの上振れを背景に金相場が急落したことで売りが膨らみ、22.00ドル近辺まで下落した。週央から週後半にかけては安値拾いの買いに加え、低調な米経済指標を背景としたドル安を受けて堅調に推移し、23.00ドル近辺まで上昇した。週末は金相場の上昇に連れ高となり、23.40ドル台後半で越週した。
149.00円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初13日に発表される米CPIの結果を見定めたいと様子見ムードが漂うも、発表後は市場予想を大きく上回ったことで早期利下げ観測が後退し、150.00円を突破し151.00円近辺までドルが急騰した。その後は急な上昇に対する調整に加え、米地区連銀総裁が利下げを支持する発言が材料視され150.40円近辺まで反落した。週後半にかけても米小売売上高が市場予想を下回ったことで一時149.60円近辺までドルが下落したものの、週末に発表された米PPIが市場予想を上回ったことで反発し150.20円近辺で越週した。
略語注釈
CPI:消費者物価指数
PPI:生産者物価指数
2,020ドル台半ばでスタートした先週の金相場は、週初米CPIの発表を控えて様子見ムードが広がる中、ポジション調整の売りに押され2,010ドル台まで下落した。その後発表された同指標が市場予想を上回る結果となり、米長期金利の上昇やドル高が進んだことで売りが膨らみ、週央にかけては1,980ドル台半ばまで下落した。週後半は米小売売上高が市場予想を下回り、ドルが弱含みとなったことで買い戻しの動きが強まり2,000ドル台を回復した。週末も買い優勢の展開が続き、2,010ドル台まで上昇して越週した。
22.60ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初買いが先行し23.00ドル近辺まで上昇したものの、米CPIの上振れを背景に金相場が急落したことで売りが膨らみ、22.00ドル近辺まで下落した。週央から週後半にかけては安値拾いの買いに加え、低調な米経済指標を背景としたドル安を受けて堅調に推移し、23.00ドル近辺まで上昇した。週末は金相場の上昇に連れ高となり、23.40ドル台後半で越週した。
149.00円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初13日に発表される米CPIの結果を見定めたいと様子見ムードが漂うも、発表後は市場予想を大きく上回ったことで早期利下げ観測が後退し、150.00円を突破し151.00円近辺までドルが急騰した。その後は急な上昇に対する調整に加え、米地区連銀総裁が利下げを支持する発言が材料視され150.40円近辺まで反落した。週後半にかけても米小売売上高が市場予想を下回ったことで一時149.60円近辺までドルが下落したものの、週末に発表された米PPIが市場予想を上回ったことで反発し150.20円近辺で越週した。
略語注釈
CPI:消費者物価指数
PPI:生産者物価指数