マーケット市況情報

2024年01月23日 18時00分

週報(1/15~1/19)2024年01月23日 18時00分

910ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は週初、米国市場が祝日休場だったことで目立った動きはなかった。週央にかけては米国で発表された経済指標が市場予想を下回ったものの、米地区連銀総裁の急速な利下げに対して牽制する発言から利下げ観測が後退してドル買いが先行し、900ドルを割り込む展開となった。その後も米小売売上高や鉱工業生産指数が軒並み市場予想を上回ったことでドル高となり、880ドル近辺まで続落した。しかし、週末にかけては安値拾いの買いや中東情勢緊迫化に伴う金相場の上昇に連れ高となり910ドル台中盤まで上昇したものの、引けにかけても早期利上げへの否定的発言が重石となり900ドル近辺で越週した。

2,050ドル近辺でスタートした先週の金相場は週初、米国が祝日休場のため動意薄な展開ではあったものの、その後は米地区連銀総裁の早期利下げ観測を牽制する発言を受けて2,020ドル近辺まで下落した。週央は12月の米小売売上高が市場予想を上回り、長期金利の上昇やドル高が進んだことで売り優勢の展開が続き、2,000ドル近辺まで下落した。週後半から週末にかけては中東情勢の緊迫化や対ユーロでのドル安を背景に買われ、2,030ドル近辺まで上昇して越週した。

23.20ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、米国の祝日に伴い方向感に乏しく同値近辺で推移した後、週央にかけては米地区連銀総裁の発言や良好な米経済指標を背景に金相場が売り優勢の展開となり、これに追随し22.50ドル近辺まで下落した。週後半から週末にかけては金相場の反発を手掛かりに買い戻され、22.80ドル近辺まで上昇して越週した。

145.00円近辺でスタートした先週の為替相場は週初、米国市場が祝日休場ながらも米債券市場の下落を足掛かりに146.00円近辺までドルが上昇した。週央にかけても米地区連銀総裁が金利の先行き見通しについて早急な利下げを牽制する発言をしたことによりドルが買われる展開となり続伸した。その後も米国で発表された各経済指標が軒並み好調だったことで、ドルは昨年後半以来の148.50円近辺まで上値を伸ばした。週末にかけては一時反落する様相を見せたものの、売り買い交錯する展開となり148.20円近辺で越週した。
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