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マーケット市況情報
2023年11月28日 16時00分
週報(11/20~11/24)2023年11月28日 16時00分
900ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は週初、安値を拾う動きや米利上げ打ち止め観測が強まったことで買いが旺盛となり、940ドル近辺まで回復した。その後は、米新規失業保険申請件数が市場予想よりも良好な結果となったことでドル高が進むと、920ドル近辺まで下落した。週後半から週末にかけては、米国の祝日休場を受け動意に欠ける展開となるも、米11月製造業購買担当者景気指数が弱い内容だったことでドル売りが強まり、930ドル近辺まで上昇して越週した。
1,980ドル近辺でスタートした先週の金相場は週初、利益確定の売りに押され1,960ドル台中盤まで下落したものの、その後は米利上げ停止観測が広がる中、買い優勢の展開となり2,000ドルを突破した。しかし、週央には米経済指標が市場予想を上回る強い結果となり、米⾧期金利の上昇を受けた売りが強まると1,990ドル近辺まで下落した。週後半は米祝日により動意薄となったものの、週末に対ユーロでドル安が進んだことで買い進められ、再び2,000ドル台を回復して越週した。
23.70ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、金相場の下落に連れ安となったが、その後は米利上げ停止観測を背景に買い戻され、24.00ドル近辺まで上昇した。週央には、米経済指標が上振れしたことで下落する金相場に連れ安となり、23.60ドル近辺まで下落した。週後半から週末にかけては、米祝日による手掛かり難から方向感に乏しく同値近辺で推移したあとは、対ユーロでのドル安を受けて買い戻し優勢の展開となり、24.30ドル近辺まで急騰して越週した。
149.60円近辺でスタートした先週の為替相場は週初、米利上げ局面が終了したとの見方が強まったことでドル売りが旺盛となると、ドルは一時147.50円近辺まで急速に下げ幅を拡大した。しかし、FOMC議事要旨で利上げに慎重な態度を示しつつも、場合によっては更なる金融引き締めを検討するとの内容が明らかになったことでドル買い戻しの動きが強まり、149.00円近辺まで回復した。週後半にかけては、米失業保険申請件数が市場予想よりも良好な結果だったことで更にドル買いが進むと149.50円近辺まで続伸した。その後は、日米が祝日のため同値近辺での揉み合いとなると、週末にかけても大きな方向感が出ることなく同値近辺で越週した。
略語注釈
FOMC:米連邦公開市場委員会
1,980ドル近辺でスタートした先週の金相場は週初、利益確定の売りに押され1,960ドル台中盤まで下落したものの、その後は米利上げ停止観測が広がる中、買い優勢の展開となり2,000ドルを突破した。しかし、週央には米経済指標が市場予想を上回る強い結果となり、米⾧期金利の上昇を受けた売りが強まると1,990ドル近辺まで下落した。週後半は米祝日により動意薄となったものの、週末に対ユーロでドル安が進んだことで買い進められ、再び2,000ドル台を回復して越週した。
23.70ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、金相場の下落に連れ安となったが、その後は米利上げ停止観測を背景に買い戻され、24.00ドル近辺まで上昇した。週央には、米経済指標が上振れしたことで下落する金相場に連れ安となり、23.60ドル近辺まで下落した。週後半から週末にかけては、米祝日による手掛かり難から方向感に乏しく同値近辺で推移したあとは、対ユーロでのドル安を受けて買い戻し優勢の展開となり、24.30ドル近辺まで急騰して越週した。
149.60円近辺でスタートした先週の為替相場は週初、米利上げ局面が終了したとの見方が強まったことでドル売りが旺盛となると、ドルは一時147.50円近辺まで急速に下げ幅を拡大した。しかし、FOMC議事要旨で利上げに慎重な態度を示しつつも、場合によっては更なる金融引き締めを検討するとの内容が明らかになったことでドル買い戻しの動きが強まり、149.00円近辺まで回復した。週後半にかけては、米失業保険申請件数が市場予想よりも良好な結果だったことで更にドル買いが進むと149.50円近辺まで続伸した。その後は、日米が祝日のため同値近辺での揉み合いとなると、週末にかけても大きな方向感が出ることなく同値近辺で越週した。
略語注釈
FOMC:米連邦公開市場委員会