- ホーム
- 貴金属価格情報
- マーケット市況情報一覧
- 週報(9/4~9/8)
マーケット市況情報
2023年09月12日 15時00分
週報(9/4~9/8)2023年09月12日 15時00分
960ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週を通して軟調な展開となった。週初、弱い欧州経済指標を材料に軟調な展開となると、米地区連銀総裁の利上げに対する発言や米長期金利の上昇などを材料にドルが強含む中で、週央には930ドル近辺まで下落した。その後も、米金融引き締め長期化観測が高まる中で、米株価が軟調な展開となると、これを嫌気した売りから節目の900ドルを試す水準まで続落し、週末には890ドル台中盤まで下落して越週した。
1,940ドル近辺でスタートした先週の金相場は週初、米国の祝日休場を受け、小幅なレンジでの推移となった。週央から週後半にかけては、 ISM非製造業指数や米新規失業保険申請件数といった米経済指標が良好な結果となり、FRBの追加利上げに対する警戒感からドル高が進むと、売り優勢の展開が続き1,920ドル近辺まで下落した。週末には対ユーロでのドル高が一服したことで買い戻される場面もみられたが、米長期金利が高水準で推移したこともあり上値は限られると、1,920ドル近辺で越週した。
24.20ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、米国の祝日に伴い方向感に欠ける展開となった。週央から週後半にかけては、良好な米経済指標が相次いだことでFRBの追加利上げが意識され、ドル高が進行する中で23.00ドル近辺まで下落した。週末にかけても上値の重い展開が継続し、22.90ドル近辺まで続落して越週した。
146.20円近辺でスタートした先週の為替相場は週初、米国が祝日休場のため積極的な売買は行われなかったものの、前週末のドルの上昇基調を引き継ぎ146.50円近辺まで値を伸ばした。その後、米地区連銀総裁が政策金利をやや引き上げる必要があるかもしれないと発言したことや、米長期金利の上昇などを材料にドル買いが強まり、147.80円近辺まで続伸した。週央には、弱い米経済指標を材料に147.00円近辺までドルが下落する場面もみられたが、売り一巡後は買い戻しの動きが強く、再び147.50円を超える水準での推移となった。週後半から週末にかけては、本邦財務相の円安けん制などでドルは一時146.60円近辺まで下落したものの、再び米長期金利が上昇したことで反発すると、147.80円近辺まで上昇して越週した。
略語注釈
ISM:全米供給管理協会
FRB:米連邦準備制度理事会
1,940ドル近辺でスタートした先週の金相場は週初、米国の祝日休場を受け、小幅なレンジでの推移となった。週央から週後半にかけては、 ISM非製造業指数や米新規失業保険申請件数といった米経済指標が良好な結果となり、FRBの追加利上げに対する警戒感からドル高が進むと、売り優勢の展開が続き1,920ドル近辺まで下落した。週末には対ユーロでのドル高が一服したことで買い戻される場面もみられたが、米長期金利が高水準で推移したこともあり上値は限られると、1,920ドル近辺で越週した。
24.20ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、米国の祝日に伴い方向感に欠ける展開となった。週央から週後半にかけては、良好な米経済指標が相次いだことでFRBの追加利上げが意識され、ドル高が進行する中で23.00ドル近辺まで下落した。週末にかけても上値の重い展開が継続し、22.90ドル近辺まで続落して越週した。
146.20円近辺でスタートした先週の為替相場は週初、米国が祝日休場のため積極的な売買は行われなかったものの、前週末のドルの上昇基調を引き継ぎ146.50円近辺まで値を伸ばした。その後、米地区連銀総裁が政策金利をやや引き上げる必要があるかもしれないと発言したことや、米長期金利の上昇などを材料にドル買いが強まり、147.80円近辺まで続伸した。週央には、弱い米経済指標を材料に147.00円近辺までドルが下落する場面もみられたが、売り一巡後は買い戻しの動きが強く、再び147.50円を超える水準での推移となった。週後半から週末にかけては、本邦財務相の円安けん制などでドルは一時146.60円近辺まで下落したものの、再び米長期金利が上昇したことで反発すると、147.80円近辺まで上昇して越週した。
略語注釈
ISM:全米供給管理協会
FRB:米連邦準備制度理事会