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マーケット市況情報
2023年07月19日 14時00分
週報(7/10~7/14)2023年07月19日 14時00分
910ドル近辺からスタートした先週のプラチナ相場は、週初、週央に発表されるCPIの発表を待つ展開となる中で、複数のFRB当局者がインフレ見通しや利上げに関して言及したものの、発言を通しては利上げサイクルの終わりを意識させるようなものであった。これを受けてドル安が進む中で買われると、CPI発表を待つ中で上昇した欧米株式市場も追い風になり930ドル近辺まで上昇した。注目されたCPIはインフレ鈍化を裏付けるような結果で、さらにドル安の進行から買われ960ドル近辺まで上昇した。その後も米インフレ指標が市場予想を下回ったことで970ドル近辺まで上昇したものの、週末にかけては手掛かり難から方向感に乏しい展開で、970ドル近辺で越週した。
1,925ドル近辺でスタートした先週の金相場は、週初、米インフレ指標の発表を控えて動意薄の展開となった。しかし、週央から週後半にかけては、CPIが小幅な伸びにとどまったことで、FRBによる利上げサイクル終了が近いとの見方が強まって1,960ドル近辺まで上昇した。週末は売り買いが交錯する場面も見られたが、ほぼ横ばいの展開となり1,965ドル近辺で越週した。
23.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、CPIの発表を控えて様子見姿勢が広がる中、方向感に欠ける値動きとなった。しかし、週央から週後半にかけては、注目されていたCPIが市場予想を下回り、FRBによる利上げ長期化への警戒感が後退したことで金相場に連れ高となり、25.00ドル近辺まで上昇した。週末にかけては小幅な値動きにとどまり、同値近辺で越週した。
142.00円近辺からスタートした先週の為替市場は、週初こそ143.00円を目指す展開となってドルが上昇したものの、その後は週央に控える米インフレ指標の発表を待つ中で、複数の米連邦銀行総裁が追加利上げや現在のインフレ率に関して発言を行ったことで利上げサイクルの終わりが意識され、対主要通貨でドル安に円相場も追随する流れとなってドルは141.00円近辺まで下落した。週央には注目されていたCPIが発表されると、その伸びが市場予想を下回ったことでインフレの減速と米利上げサイクルの終了が意識され、さらにドルが下落して139.00円近辺を示した。週末にかけても、PPIも市場予想を下回ったことなどを背景に対円でのドル安基調は継続する展開で一時137.50円近辺まで下落したものの、週末の引けにかけては買い戻しも見られて138.00円近辺で越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
CPI: 消費者物価指数
PPI: 卸売物価指数
1,925ドル近辺でスタートした先週の金相場は、週初、米インフレ指標の発表を控えて動意薄の展開となった。しかし、週央から週後半にかけては、CPIが小幅な伸びにとどまったことで、FRBによる利上げサイクル終了が近いとの見方が強まって1,960ドル近辺まで上昇した。週末は売り買いが交錯する場面も見られたが、ほぼ横ばいの展開となり1,965ドル近辺で越週した。
23.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、CPIの発表を控えて様子見姿勢が広がる中、方向感に欠ける値動きとなった。しかし、週央から週後半にかけては、注目されていたCPIが市場予想を下回り、FRBによる利上げ長期化への警戒感が後退したことで金相場に連れ高となり、25.00ドル近辺まで上昇した。週末にかけては小幅な値動きにとどまり、同値近辺で越週した。
142.00円近辺からスタートした先週の為替市場は、週初こそ143.00円を目指す展開となってドルが上昇したものの、その後は週央に控える米インフレ指標の発表を待つ中で、複数の米連邦銀行総裁が追加利上げや現在のインフレ率に関して発言を行ったことで利上げサイクルの終わりが意識され、対主要通貨でドル安に円相場も追随する流れとなってドルは141.00円近辺まで下落した。週央には注目されていたCPIが発表されると、その伸びが市場予想を下回ったことでインフレの減速と米利上げサイクルの終了が意識され、さらにドルが下落して139.00円近辺を示した。週末にかけても、PPIも市場予想を下回ったことなどを背景に対円でのドル安基調は継続する展開で一時137.50円近辺まで下落したものの、週末の引けにかけては買い戻しも見られて138.00円近辺で越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
CPI: 消費者物価指数
PPI: 卸売物価指数