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マーケット市況情報
2023年05月30日 15時00分
週報(5/22~5/26)2023年05月30日 15時00分
1,070ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は週初、一時ドル安が進んだことで1,080ドル近辺まで上昇する場面もみられたが、その後はFRB高官の発言を材料に利上げ観測が強まったことで1,060ドル近辺まで下落した。週央から週後半にかけても、追加利上げ観測が強まる中、米債務上限引き上げ交渉の先行き不透明感を嫌気した米株価の下落を眺め軟調な展開となると、1,020ドル近辺まで続落した。週末には、米債務上限引き上げを巡る協議の進展期待から米株価が上昇したことでやや値を戻し、1,030ドル近辺で越週した。
1,980ドル近辺でスタートした先週の金相場は週初、FRB高官の利上げに積極的な発言を受け、米長期金利が上昇する中で軟調な展開となり1,960ドル近辺まで下落した。しかし、週央にかけては、米債務上限引き上げを巡る交渉を見極めたいとの思惑や安値を拾う動きから週初水準まで回復した。週後半から週末にかけては、FRB高官から利上げに対する積極的な発言が相次いだことや、市場予想を上回る米経済指標を材料にドルが買い進められる中で、1,940ドル近辺まで下げ幅を拡大した。週末には安値を拾う動きから反発したものの、市場予想を上回る米4月個人消費支出などの結果を背景に上げ幅は限定的となり1,940ドル台中盤で越週した。
23.80ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、米利上げ観測が高まったことや米債務上限引き上げを巡る交渉が難航していることなどを材料に、同値近辺で売り買いが交錯する展開となった。週央から週後半にかけては、FRB高官の利上げに積極的な発言や、市場予想を上回る米経済指標を材料にドル高が進み徐々に値を下げると22.80ドル近辺まで下落した。週末には、安値を拾う動きから値を伸ばすと23.30ドル近辺まで上昇して越週した。
138.00円近辺でスタートした先週の為替相場は週初、前週末に米債務上限引き上げ交渉について悲観的な見方が広まったことで137.50円近辺までドルが下落するも、FRB高官が追加利上げに対して積極的な姿勢を示したことからドル買い戻しの動きが強まり、138.50円近辺まで回復した。その後も、FRB高官が相次いで利上げに対して強気な姿勢を示したことで、節目の139.00円を上抜けると、週後半には力強い米経済指標もあいまって140.00円近辺まで上伸した。週末には、米4月個人消費支出など米経済指標が軒並み市場予想を上回り、米追加利上げ観測の高まりから値を伸ばすと、140.60円近辺まで続伸して越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
1,980ドル近辺でスタートした先週の金相場は週初、FRB高官の利上げに積極的な発言を受け、米長期金利が上昇する中で軟調な展開となり1,960ドル近辺まで下落した。しかし、週央にかけては、米債務上限引き上げを巡る交渉を見極めたいとの思惑や安値を拾う動きから週初水準まで回復した。週後半から週末にかけては、FRB高官から利上げに対する積極的な発言が相次いだことや、市場予想を上回る米経済指標を材料にドルが買い進められる中で、1,940ドル近辺まで下げ幅を拡大した。週末には安値を拾う動きから反発したものの、市場予想を上回る米4月個人消費支出などの結果を背景に上げ幅は限定的となり1,940ドル台中盤で越週した。
23.80ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、米利上げ観測が高まったことや米債務上限引き上げを巡る交渉が難航していることなどを材料に、同値近辺で売り買いが交錯する展開となった。週央から週後半にかけては、FRB高官の利上げに積極的な発言や、市場予想を上回る米経済指標を材料にドル高が進み徐々に値を下げると22.80ドル近辺まで下落した。週末には、安値を拾う動きから値を伸ばすと23.30ドル近辺まで上昇して越週した。
138.00円近辺でスタートした先週の為替相場は週初、前週末に米債務上限引き上げ交渉について悲観的な見方が広まったことで137.50円近辺までドルが下落するも、FRB高官が追加利上げに対して積極的な姿勢を示したことからドル買い戻しの動きが強まり、138.50円近辺まで回復した。その後も、FRB高官が相次いで利上げに対して強気な姿勢を示したことで、節目の139.00円を上抜けると、週後半には力強い米経済指標もあいまって140.00円近辺まで上伸した。週末には、米4月個人消費支出など米経済指標が軒並み市場予想を上回り、米追加利上げ観測の高まりから値を伸ばすと、140.60円近辺まで続伸して越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会