マーケット市況情報

2023年04月25日 16時00分

週報(4/17~4/21)2023年04月25日 16時00分

1,050ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は週初、市場予想を上回る米経済指標を好感し米株価が上昇すると、1,060ドル近辺まで値を伸ばした。その後は、中国の経済指標が軒並み市場予想を上回ったことで、景気回復への期待感から買い進められ1,090ドル近辺まで続伸した。週央には、利食い売りから一時1,060ドル近辺まで値を下げたものの、米地区連銀経済報告を材料にドルが弱含む中で1,090ドル近辺まで反発した。週後半から週末にかけては弱いドルを材料に買い進められ、節目の1,100ドルを突破すると、市場予想を上回る米経済市場を受けた米株価の上昇もあいまって1,120ドル近辺まで続伸して越週した。

2,000ドル近辺でスタートした先週の金相場は週初、米経済指標が市場予想を大きく上回ったことから一時1,980ドル近辺まで下落するも、その後は買い戻しが優勢となり2,010ドル近辺まで上昇した。週央から週後半にかけては、米長期金利の上昇を眺め1,970ドル近辺まで下落したものの、売り一巡後は安値を拾う動きが強まり、再び2,000ドルを回復し2,010ドル近辺まで上昇した。週末には市場予想を上回る米経済指標を受け米長期金利が上昇する中で値を下げ、1,980ドル近辺で越週した。

25.40ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、前週末の下げに対する買い戻しから一時25.60ドル近辺まで上昇したものの、市場予想を上回る米経済指標の結果を受けたドル高から24.90ドル近辺まで下落した。その後も上値の重い展開が続くと、米長期金利の上昇を材料に下落する金相場に連れ安となり24.50ドル近辺まで続落した。同水準では買い戻しが強まったほか、ドル安もあいまって25.40ドル近辺まで急反発するも、週後半から週末にかけては、市場予想を上回る米経済指標を材料にドルが買い戻され25.10ドル近辺まで下落して越週した。

133.90円近辺でスタートした先週の為替相場は週初、米経済指標が軒並み市場予想を上回ったことで、米長期金利の上昇と共にドル買いが進み134.50円近辺までドルが上昇した。その後は利食い売りや米地区連銀経済報告などから値を下げたものの、米地区連銀総裁が利上げの継続が適切と発言したことや、長い期間金利水準を維持すると予想したことで下支えされると、本邦中央銀行が金融緩和を続けるとの観測もあり135.00円までドル高へ推移した。週後半から週末にかけては、弱い米経済市場を材料に米長期金利が低下する中でドル売りが強まり、一時133.50円近辺まで値を下げたものの、米景気指数関連の経済指標が市場予想を上回ったことで134.00円近辺まで回復して越週した。
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