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マーケット市況情報
2022年12月13日 16時00分
週報(12/5~12/9)2022年12月13日 16時00分
1,030ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は週初、前週末の米雇用統計に続き、米11月ISM非製造業景況指数が予想以上に強い内容だったことで、FRBによる金融引き締めが長期化するとの見方が強まり1,000ドルを割る水準まで下落した。週央にかけても、軟調な展開に変化は無く、弱い米株式市場を嫌気した売りも相俟って980ドル近辺まで続落した。しかしその後は、安値を拾う動きから1,000ドルを回復すると、週末には1,030ドル近辺まで続伸して越週した。
1,800ドル近辺でスタートした先週の金相場は週初、一時1,810ドル近辺まで上昇したものの、同水準では利食い売りが強まったほか、米11月ISM非製造業景況指数が市場予想を上回ったことで米長期金利が上昇すると、1,770ドル近辺まで急落した。週央にかけて、同値近辺で揉み合ったあとは、欧州経済指標が市場予想を上回り、同地域の景気後退懸念が和らいだことで、対ユーロでドルが弱含み1,790ドル近辺まで回復した。週末にかけては、翌週に控えた米11月消費者物価指数の発表やFOMCを前に、積極的な売買は控えられるも、堅調地合いを維持し底堅く推移すると1,800ドル近辺で越週した。
23.10ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、市場予想を上回る米経済指標を材料にドルが強含んだことで22.20ドル近辺まで下落した。週央から週後半にかけて、安値を拾う動きから徐々に下値を切り上げると、上昇する金相場を追随し23.20ドル近辺まで回復した。週末には、堅調地合いを維持する金相場に連れ高となり、23.50ドル近辺まで続伸して越週した。
134.50円近辺でスタートした先週の為替相場は、前週末の雇用統計や週初発表の米11月ISM非製造業景況指数が市場の予想以上に強い内容だったことでドル買いが旺盛となると、137.00円近辺まで上昇した。その後も、米金融引き締め長期化観測の高まりから137.50円近辺まで値を伸ばすも、米長期金利が急低下したことでドル売りが優勢となり136.50円近辺まで反落した。週末には、強弱入り混じる米経済指標を受け売り買いが交錯する展開となり、136.60円近辺で越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
ISM:全米供給管理協会
FOMC:米連邦公開市場委員会
1,800ドル近辺でスタートした先週の金相場は週初、一時1,810ドル近辺まで上昇したものの、同水準では利食い売りが強まったほか、米11月ISM非製造業景況指数が市場予想を上回ったことで米長期金利が上昇すると、1,770ドル近辺まで急落した。週央にかけて、同値近辺で揉み合ったあとは、欧州経済指標が市場予想を上回り、同地域の景気後退懸念が和らいだことで、対ユーロでドルが弱含み1,790ドル近辺まで回復した。週末にかけては、翌週に控えた米11月消費者物価指数の発表やFOMCを前に、積極的な売買は控えられるも、堅調地合いを維持し底堅く推移すると1,800ドル近辺で越週した。
23.10ドル近辺でスタートした先週の銀相場は週初、市場予想を上回る米経済指標を材料にドルが強含んだことで22.20ドル近辺まで下落した。週央から週後半にかけて、安値を拾う動きから徐々に下値を切り上げると、上昇する金相場を追随し23.20ドル近辺まで回復した。週末には、堅調地合いを維持する金相場に連れ高となり、23.50ドル近辺まで続伸して越週した。
134.50円近辺でスタートした先週の為替相場は、前週末の雇用統計や週初発表の米11月ISM非製造業景況指数が市場の予想以上に強い内容だったことでドル買いが旺盛となると、137.00円近辺まで上昇した。その後も、米金融引き締め長期化観測の高まりから137.50円近辺まで値を伸ばすも、米長期金利が急低下したことでドル売りが優勢となり136.50円近辺まで反落した。週末には、強弱入り混じる米経済指標を受け売り買いが交錯する展開となり、136.60円近辺で越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
ISM:全米供給管理協会
FOMC:米連邦公開市場委員会