マーケット市況情報

2022年07月26日 17時00分

週報(7/19~7/22)2022年07月26日 17時00分

850ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週初より好調な企業決算を受けた欧米株式市場を追い風に上昇基調で推移し、880ドル近辺まで上昇した。その後は870ドル近辺から880ドル近辺でのレンジ推移となるも、欧州向けロシア産天然ガス供給の懸念を背景に850ドル近辺まで下落した。しかし、週末にかけてはECBが利上げを決定したことで、金融政策の不確実性が取り除かれた格好となり、好調な米企業決算を背景に870ドル台中盤まで上昇すると、同値近辺で越週した。


1,710ドル近辺からスタートした先週の金相場は、週初は各国の金融政策への様子見姿勢が漂う中、対ユーロでのドル安の進行と欧州向けのロシア産天然ガス供給懸念を受けて売買が交錯、1,700ドル台後半から1,720ドル近辺でのレンジ推移となった。週央にかけてはドル安の一服から1680ドル近辺まで下落するも、木曜日にECBがインフレ対策を優先して金融引き締めの方針を示すと、利上げによる景気減速懸念や、増加する米失業保険申請数等を背景にリスク選好の後退から買われ、1,710ドル近辺まで値を戻した。また、金曜日に発表された米PMIが50を割り込んだことも投資家のリスク選好を後退させたと見られ、金買いはさらに進み、1,730ドル近辺で越週した。


18.70ドル近辺からスタートした先週の銀相場は、木曜日にECB理事会を控えていたことから様子見姿勢が強く、発表前までは18.60ドル近辺から18.90ドル近辺での狭いレンジでの推移となった。注目されていたECB理事会では利上げが表明されたことから、経済の先行き懸念を背景に18.20ドル近辺まで急落するも、リスク選好の後退を背景に買われた金相場に連れ高となって18.80ドル近辺まで上昇した。その後は同値近辺での推移となるも、週末の引けにかけては景気減速懸念が再び台頭すると下落し、18.60ドル近辺で越週した。


138.50円近辺からスタートした先週の為替市場は、週初、前週までの円安基調への一服感から上値の重い推移の中、一時は対ユーロでの急速なドル安を背景に円買いもあって137.50円近辺まで円高が進んだ局面も見られたが、木曜日のECBの金融政策を見極めたい流れもあって138.30円近辺まで値を戻した。その後はECB理事会を控えて方向感に乏しい推移となり、日銀政策決定会合では金融政策の変化がみられなかったことから138.80円近辺まで円安が進行するも、ECBが0.5%の利上げ実施を表明したことから進んだドル安を背景に137.10円近辺まで円高が進行した。週末にかけても、米経済指標の低調な結果を受けた米債券利回りの下落を背景に円高が進行し、136.00円近辺まで推移して越週した。



略語注釈
ECB:欧州中央銀行
PMI:購買担当者景気指数
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