- ホーム
- 貴金属価格情報
- マーケット市況情報一覧
- 週報(7/4~7/8)
マーケット市況情報
2022年07月12日 16時00分
週報(7/4~7/8)2022年07月12日 16時00分
890ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、週初米国市場が祝日休場だったことから目立った動きはなく同値近辺を推移した。しかし、欧州で発表された経済指標が市場予想を下回ったことで、景気後退懸念が台頭するとユーロ売りドル買いが加速し860ドル近辺まで下落する展開となった。その後、870ドルまで反発の兆しを見せるも、抵抗線を抜けきれないことへの失望売りから850ドル近辺まで値を下げた。そして、週末にかけてはFRBによる積極的利上げ観測が後退したことが材料視され880ドルを回復すると、週末には一時900ドル近辺まで上昇し越週した。
1,810ドル近辺でスタートした先週の金相場は、週初米国市場が祝日休場により薄商いとなり同値近辺を推移するも、祝日明けは欧州経済の景気後退懸念の高まりを背景とした対ユーロでのドル高から1,770ドル近辺まで相場を下げる展開となった。その後も米長期債利回りが大きく反発したことによるドル高から一時1,730ドル近辺まで続落する展開となった。そして、週末には米雇用統計が発表されると、市場予想を上回る結果だったものの、概ね織り込み済みの内容だったことから目立った動きもなく1,740ドル台中盤で越週した。
19.80ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初金相場と同様に動意に乏しく同値近辺を推移していたものの、5日には対ユーロでのドル高を背景とした金相場の下落に追随する展開となり19.20ドル近辺まで値を下げた。その後は目立った動きもなく19.20ドルを挟んだレンジ相場を形成して推移すると、週末にも同値近辺を維持する形となり19.30ドル近辺で越週した。
135.20円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初米国市場が祝日休場の中、投機筋のドル買いから円安に推移し136.30円近辺まで上昇すると、祝日明けは欧州の経済指標が市場予想を下回った為に景気減速懸念が高まり対ユーロでドル高に推移した。しかし、ドル円相場では欧州株の下落につられた米国株価の下落を材料にドル売り・円買いとなり一時135.00円近辺まで下落した。その後米国で発表された経済指標が強弱まちまちとなる中、FOMC議事要旨では大方予想通りのタカ派な内容だったことを材料にドルが買い戻され136.00円近辺まで上昇した。そして、週末に発表される米雇用統計の結果を前に様子見ムードが漂うと、発表後は市場予想を上回る内容だったものの、概ね織り込み済みだったことから136.10円近辺で越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
FOMC:米連邦公開市場委員会
1,810ドル近辺でスタートした先週の金相場は、週初米国市場が祝日休場により薄商いとなり同値近辺を推移するも、祝日明けは欧州経済の景気後退懸念の高まりを背景とした対ユーロでのドル高から1,770ドル近辺まで相場を下げる展開となった。その後も米長期債利回りが大きく反発したことによるドル高から一時1,730ドル近辺まで続落する展開となった。そして、週末には米雇用統計が発表されると、市場予想を上回る結果だったものの、概ね織り込み済みの内容だったことから目立った動きもなく1,740ドル台中盤で越週した。
19.80ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初金相場と同様に動意に乏しく同値近辺を推移していたものの、5日には対ユーロでのドル高を背景とした金相場の下落に追随する展開となり19.20ドル近辺まで値を下げた。その後は目立った動きもなく19.20ドルを挟んだレンジ相場を形成して推移すると、週末にも同値近辺を維持する形となり19.30ドル近辺で越週した。
135.20円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初米国市場が祝日休場の中、投機筋のドル買いから円安に推移し136.30円近辺まで上昇すると、祝日明けは欧州の経済指標が市場予想を下回った為に景気減速懸念が高まり対ユーロでドル高に推移した。しかし、ドル円相場では欧州株の下落につられた米国株価の下落を材料にドル売り・円買いとなり一時135.00円近辺まで下落した。その後米国で発表された経済指標が強弱まちまちとなる中、FOMC議事要旨では大方予想通りのタカ派な内容だったことを材料にドルが買い戻され136.00円近辺まで上昇した。そして、週末に発表される米雇用統計の結果を前に様子見ムードが漂うと、発表後は市場予想を上回る内容だったものの、概ね織り込み済みだったことから136.10円近辺で越週した。
略語注釈
FRB:米連邦準備制度理事会
FOMC:米連邦公開市場委員会