マーケット市況情報

2022年06月21日 15時00分

週報(6/13~6/17)2022年06月21日 15時00分

980ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は、前週末に発表された米CPIの結果を受けて14日から開催されるFOMCで0.5%以上の利上げを実施するとの見方が高まったために主要通貨でドルが上昇した。このドル高が重石となり先週からの下げが継続され、一時930ドル近辺まで下落した。その後は安値拾いの買いが下支えする展開となり反発の兆しを見せ始めるも、FOMCの内容を見極めたいとの思惑の広がりから940ドルを挟んで推移した。注目されていたFOMCで0.75%の大幅な利上げが発表されたことにより一時大きく下落したものの、すぐに950ドル近辺まで買い戻された。週末には米国が週明け祝日なことも起因しポジション調整から売りが優勢となったために940ドル近辺まで下落し越週した。


1,880ドル近辺でスタートした先週の金相場は、前週末発表された米CPIの結果を材料に、大幅な利上げを見越した債券市場の売りから、利回りが一時3.5%近辺まで上昇する展開となった。これによりドル買いが先行し1,830ドル近辺まで値を下げた。週央にかけても1,800ドル近辺まで値を下げたものの、FOMCの発表内容を見極めたいとの思惑の広がりから同値近辺を推移した。そして、注目されていたFOMCでは0.75%の利上げが発表されると、景気後退懸念が拡大したことで米株価が大幅に下落したために資金が流入し1,860ドル近辺まで上昇するも週末にかけては利食い売りから反落し1,840ドル近辺で越週した。


22.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、ドル高などを背景とした金相場の下落につられる展開となり21.20ドル近辺まで下落すると、中国都市部での新型コロナウイルスのクラスター感染発生から再ロックダウンへの警戒感が高まり、一時21.00ドルを割り込むまで続落した。その後は安値拾いの買いやFOMCの発表後の材料出尽くし感から買い戻され21.60ドル近辺まで回復すると、週末には米株価の大幅な下落に伴う金相場の上昇につられ22.00ドル近辺まで値を伸ばした。しかし、週末の引けにかけては反落し21.60ドル台中盤で越週した。


134.50円近辺でスタートした先週の為替相場は、週初14日から開催されるFOMCの結果を見定めたいとの思惑の広がりから目立った動きはなく、134.50円を挟んでのレンジ相場が形成された。注目されていたFOMCでは1994年以来となる0.75%の利上げが発表されサプライズとなったものの、前週末米CPIの結果が大幅に高かったことで想定の範囲だったこともあり、消化されるのも早くドル買いもすぐに落ち着いた。また、発表後の会見では「0.75%の利上げが普通にはならない」などのハト派ともとれる内容の発言がなされたこともドル売りが誘発される材料となった。しかし、その後発表された米経済指標が市場予想を下回ったことで、早くも利上げの影響が意識され始めると米株価が大幅な下落を記録した。これにより円が買い進まれ一時131.50円近辺まで下落した。週末には日銀の会合に注目が集まったが、依然として現状継続姿勢が示されたことが海外投資家にはサプライズとなり135.00円近辺まで上昇し越週した。



略語注釈
FOMC:米連邦公開市場委員会
CPI: 消費者物価指数
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