- ホーム
- 貴金属価格情報
- マーケット市況情報一覧
- 週報(5/30~6/3)
マーケット市況情報
2022年06月07日 14時00分
週報(5/30~6/3)2022年06月07日 14時00分
960ドル近辺でスタートした先週のプラチナ相場は週初、米国の祝日もあり市場参加者が少ない中で動意に欠ける展開となった。週央には、中国上海で約2か月ぶりに都市封鎖が解除され、需要回復期待の高まりから1,000ドルを突破すると、ECBで金融正常化に向けた動きが強まるとの見方が広がり、対ユーロでドル安が進んだことにもサポートされ1,030ドル近辺まで続伸した。週末には、利食い売りが強まったことに加え、米5月雇用統計の好結果を受けたドル高から値を下げ、1,010ドル台中盤で越週した。
1,850ドル近辺でスタートした先週の金相場は週初、市場予想を上回る米経済指標を受け、米長期金利が上昇したことでドルが強含み上値を削ると、1,830ドル近辺まで下落した。週央には、EUがロシア産原油の一部輸入禁止で合意したことで、インフレへの警戒感が高まり1,850ドル近辺まで反発すると、ECBの金融正常化に向けた動きが加速するとの見方からドルが弱含み1,870ドル近辺まで続伸した。週末に発表された米5月雇用統計では、市場予想を上回ったことでドル買いが旺盛となり、1,850ドル近辺で越週した。
22.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初から週半ばにかけて米長期金利の上昇を受けたドル高から値を下げると、21.50ドル近辺まで下落した。その後は、中国の都市封鎖が解除されたことで需要回復の期待感が高まったことに加え、ECBが早期に金融政策正常化を目指すとの見方が強まり、ドル安が進んだことで22.40ドル近辺まで反発した。週末には、好調な米経済指標を材料にドル高が進行したことで21.90ドル近辺まで下落して越週した。
127.00円近辺でスタートした先週の為替相場は、米長期金利の上昇を受けドル買いが強まると、5月ISM製造業景気指数が市場予想を上回ったことで更にドルが強含み、週央には130.00円近辺まで値を伸ばした。週後半には、低調な米雇用指標をきっかけに一時129.50円近辺まで値を下げたが、週末に米労働省が発表した5月雇用統計が市場予想を上回ったことで再びドル買いが強まると、130.80円近辺まで反発して越週した。
略語注釈
ECB:欧州中央銀行
ISM:全米供給管理協会
1,850ドル近辺でスタートした先週の金相場は週初、市場予想を上回る米経済指標を受け、米長期金利が上昇したことでドルが強含み上値を削ると、1,830ドル近辺まで下落した。週央には、EUがロシア産原油の一部輸入禁止で合意したことで、インフレへの警戒感が高まり1,850ドル近辺まで反発すると、ECBの金融正常化に向けた動きが加速するとの見方からドルが弱含み1,870ドル近辺まで続伸した。週末に発表された米5月雇用統計では、市場予想を上回ったことでドル買いが旺盛となり、1,850ドル近辺で越週した。
22.00ドル近辺でスタートした先週の銀相場は、週初から週半ばにかけて米長期金利の上昇を受けたドル高から値を下げると、21.50ドル近辺まで下落した。その後は、中国の都市封鎖が解除されたことで需要回復の期待感が高まったことに加え、ECBが早期に金融政策正常化を目指すとの見方が強まり、ドル安が進んだことで22.40ドル近辺まで反発した。週末には、好調な米経済指標を材料にドル高が進行したことで21.90ドル近辺まで下落して越週した。
127.00円近辺でスタートした先週の為替相場は、米長期金利の上昇を受けドル買いが強まると、5月ISM製造業景気指数が市場予想を上回ったことで更にドルが強含み、週央には130.00円近辺まで値を伸ばした。週後半には、低調な米雇用指標をきっかけに一時129.50円近辺まで値を下げたが、週末に米労働省が発表した5月雇用統計が市場予想を上回ったことで再びドル買いが強まると、130.80円近辺まで反発して越週した。
略語注釈
ECB:欧州中央銀行
ISM:全米供給管理協会